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09 (土)
23:54
April

グエル公園

4月9日 3日目

サグラダ・ファミリア見た後にグエル公園に行った。

グエル公園まではメトロ3号線レセップス駅から徒歩20分って書いてあるけど、たっぷり20分以上かかります。
サマータイムのスペインは17時になってもまだまだ明るいし、暑い。
地図持ってなかったけど、方位磁石と雰囲気と、途中道を訪ねて無事にたどり着きました。

グエル公園は山の上の方にあるので、長ーいエスカレーターが二つありました。
屋外の街中にエスカレーターがあるの初めて見たかも。
雨で濡れても電気系統ダメにならないように作られてるんだろうな。
サビないのかな?とか、思いました。


公園の真ん中にある中央公園。
暑いのに日陰もない直射日光の下椅子に座ってる人がいっぱい。
私は、絶対座りたくありません。


正門にある守衛小屋と管理小屋。
「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家をイメージ。


切り立った土地を繋ぐための高架道。


入口。
人だらけでうんざり。。


中央広場下の天井にもタイル細工の装飾がある。
キレイ。


グエル公園は、ガウディのスポンサーだったグエルが、この高台に緑に囲まれた閑静なイギリス風の住宅街を造ろうと計画。
都市デザイン、道路整備、正門から中央広場までのパブリックスペース建設は、ガウディが行いました。
しかし、計画は失敗に終わり、グエル家とガウディ家以外には一戸しか売れなかったので、バルセロナ公共の公園『グエル公園』となったそうです。

この日は1日歩いてた。

さすがのわたしも足が疲れた感じ。。。

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09 (土)
23:53
April

サグラダ・ファミリア聖堂

4月9日 4日目

サグラダ・ファミリアは想像通りに、いえ、想像以上にダイナミックでした。

サグラダ・ファミリアって「聖家族」という意味。
始まりは、サンホセ(聖ヨセフ)信徒教会会長だったバルセロナの書店主ボカベーリャが、サグラダ・ファミリアに捧げる教会を造ろうと建設を決意。
1882年3月19日に起工式が行われました。

初代建築家ビリャールが翌年辞任したあとに、ガウディ(当時31歳)が引き継ぎ、1914年(62歳)にサグラダ・ファミリアの建設に専念すること宣言。
聖堂は信者からの寄進で財源をまかなう「贖罪の教会」であったため、資金難から工事は思うように進まなかったそうです。

1926年にガウディが73歳で亡くなったあとは、ガウディが残した設計図や模型をもとに建築が続けられていて、入場料収入の増加により、2020年頃には完成する見込みとなっています。

カサ・ミラから歩いてくると、西側の「受難のファザード」が見えてきます。
1954年建設開始。

 
受難のファザードは全人類の罪を背負って磔にされたキリストの苦しみを表現しています。
上部はイエスの死と埋葬を表します。
装飾を排除することでイエスの苦しみと悲嘆を実現しようとしました。
そうなのね。
なるほど。

 
中部はゴルゴダの丘までの道、
下部は十字架磔刑前夜の出来事、を表現。
 
聖堂内部。

 
信者が神との一体感を体験できる場所にしようと考え、樹木の形をした柱と天井は、殉教のシンボルであるシュロの葉のモチーフで飾られて、森のように見えるそうです。
確かに森のように見えたかも。
天井からの光がとってもきれいで、心がやすまるような落ち着ける空間でした。
風の谷のナウシカの樹海の下みたいな感じかも
ナウシカ大好き(*^_^*)
サグラダ・ファミリアさすがだ。
多大な年月とお金かかってるから当然かもしれない。

  
反対の東側は「生誕のファザード」
こちら側は「受難のファザード」と違って、土で固めてごてごての泥の塊に見えた。

 
生誕のファザードは、3つのファザードのうち唯一、ガウディの生前に完成しました。
聖母マリアの受胎告知やエジプトへの逃避など、イエスの幼少年期の出来事が表現されてる。
よく見ると、異常なまでに細かな彫刻が彫られてる。



天使たちの合唱隊。
内戦で受けた損傷を、日本人彫刻家の外尾悦郎氏が修復。
日本人も関わってるのね。

 
聖母マリアに冠をささげるキリストと聖ヨセフ。
ジョーズの口に見える。

 
太陽が輝く南側に建設予定の「栄光のファザード」 
栄光のファザードが最も重要で、壮麗な正面入り口になるらしい。

 
北側はこんな感じ。

 
高いところにも抜け目なく装飾が。

 
鐘桜は彩色モザイクで飾られてます。
完成すると約60個の鐘が取り付けられる予定。
現在8本完成。
ガウディは鐘の音を完璧にするために音響の研究も行ったらしいです。
鐘桜の内部は螺旋階段になっていて歩けます。
わたしには高すぎて無理(><)

ガウディは、サグラダ・ファミリアを石のバイブルとして、聖堂の外部と内部にキリスト教のシンボルをすべて表現しようと考えてました。
すごいな。。。
ガウディもスペイン人も。

サグラダ・ファミリアすごいの一言。
すばらしいの一言かな。
見る価値が十二分ありました。

完成したら鐘の音が聴いてみたいです。
10年後にまた行きたい
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09 (土)
23:52
April

サン・ジュセップ市場

4月9日 4日目

カタルーニャ広場から伸びるランブラス通りはものすごい人だった。

まだ朝の10時過ぎだというのに多すぎて驚いてしまう。

海外で良く目にする銅像の人。
朝早いせいかまだ黒い布かぶってる。
まだ出勤まえなのね。
自転車乗ってる人は初めて見た。

歩いてると一段と人だかりができてる場所に。
おもしろそう。

『サン・ジュセップ市場』


中も人だらけ。
いろんなもの売ってておもしろい。
安いし。
海老食べたい。
買って帰りたい。
自分んちの近くだったらいいのに。



チョコレートがいっぱい。
いつものわたしなら買い漁るけど、この日はホテルのせいでそんな気分じゃなかった。
暑いしすぐ食べないと溶けそうな気もするし。

このフルーツ盛り合わせが超気に入りました。
ジューシーでめっちゃ美味しかったよん。

そして市場前にたむろする、サッカーシャツを着た人達。
この日カンプ・ノウで試合があるので、午前中からテンション高い。
歌ってるし、応援してたし(笑)

クラクション鳴らして応援してた(騒いでた?)人達。
うるさいけど、これがスペイン?

ランブラス通りはぶらぶら歩くだけで楽しい通りでした。
花も安い。
このバケツ一束分€8。


日本のわたしの家の近くでも安くて花が買えたら良いのにな。。。
って思いました。
 

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09 (土)
23:51
April

モデルニスモ建築②

4月9日 4日目

バルセロナの街角を彩るおしゃれな建物。
こんなの、あんなの、これも変わってる~って感じ。









ヨーロッパの建物はガッチリした造りしてて、重みがあって良いなって思う。

ヨーロッパから日本に帰ってくるといつも「3匹のこぶた」を思い出します。
一番上のお兄さんが作ったわらの家、2番目のお兄さんが作った木の家。
一番下の弟が作った煉瓦の家。
日本の建物はわらの家みたい。
軽くてすぐ飛んでしまいそうだ

建物を見ながら楽しく歩いた後は、ホテル「FelipeⅡ」にもの申しに行きました。
現地時間、土曜日の12時すぎ。
日本で土曜日コンバットが始まった頃、わたしはホテルのオーナーに
「My room is very BAD!!」と、大きな声で言ってたのでした。

あの時、まじスッキリした。。

さ、行きたくないけどジム行って筋トレしてこよ。
<a href="">つづく</a> 

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09 (土)
23:50
April

モデルニスモ建築①

4月9日 4日目

今日はホテルを変えようと思うので、ホテルが多いって聞いたカタルーニャ広場周辺に行って、ホテルの物色しながらモデルニスモ建築の建物を眺めて。。
ホテルにクレーム言って、それからサグラダ・ファミリアに行く予定です。

建築ワールド、バルセロナ。
ガウディ他建築家のおしゃれな建物が歩いてるだけで目に入ってきて楽しいです。

『カタルーニャ音楽堂』 
世界遺産。1908年完成。
装飾美を追求したドメネク・イ・モンタネールの最高傑作で、モデルニスモ建築で最も美しいといわれる建物です。
正面にカタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの彫刻が彫られてますが、この写真では見えません。
全体を写真に撮れない、しかも絶対影が入るあたるような狭い道に建ってました。


サン・ジョルディってカテドラル行く道にも彫刻があったので、どんな人か気になって調べてみました。
サン・ジョルディは、キリスト教の聖人ゲオルギウスで、古代ローマ時代末期の殉職者。
ゲオルギウスはドラゴン退治の伝説で有名で、サン・ジョルディはそのカタルーニャ語名です。
なんだか。。 
キリスト教ってすごいのね。。 

『カサ・リェオ・モレラ』
バルセロナって、こんなきれいな建物がふっつうに交差点角に建ってます。
曲線が美しくて、1階に高級皮革ブランド「ロエベ」、2階には「GUESS」が入ってました。


『カサ・ミラ』 
世界遺産。ガウディ作。
1906年~1910年完成。
建物のテーマは「山」。
高級アパートとして設計され、地下駐車場も作られてます。


建築主は、ガウディの崇拝者で同郷のロサリオ・セヒモン。
オーナーは、セヒモンの妻ペレ・ミラなので「カサ・ミラ」という名前がついてます。
ペレ・ミラは繊維会社を経営して国会議員だったそうです。
バトリョ、グエルも繊維業界。
この時代の繊維業界は儲かっていたのがよくわかる。
外壁には切り出したままの石が使われてるんだって。


中を見学するために人が並んでます。
バルセロナは観光客が多いです。
それに暑かった。

『カサ・バトリョ』 
世界遺産。ガウディ作。
1904年~1906年完成。
建物のテーマは「海」
オーナーは、グエル家と同じく繊維業界のブルジョア、バトリョ家。
ペレ・ミラのすすめで1877年に建てられた建物を増改築したものです。
美しい建物でした。


カサ・バトリョの隣に建つ建物。
1867年~1957年完成。
ガウディ・ドメネクに続くモデルニスモ建築第2世代を代表する建築家
『ジョセップ・プッチ・イ・カダファルク』の作品。


二つ並んでこんな感じで建ってます。
ここの前だけ人だかりでした。

<
『カサ・デ・ラス・プンシャス』
カサ・ミラからサグラダ・ファミリアに行く途中に見えます。
ラス・プンシャスとはスペイン語で「先端」。
6本の尖った塔をもつのでこう呼ばれるようになったそうです。
プッチの代表作。

他にも建築家はわからないけどおしゃれな建物がたくさんでした。

スペイン滞在中は暑かったです。
でも、日陰や夕方日が落ちてくると極端に涼しい。っていうか肌寒い。
スペインだけじゃなくてフランスもイタリアも同じで、絶対に上にはおるものが必要です。
それも薄手じゃない暖かいものが。

日本だと日陰でも夜でもムシムシするのにね。

<a href="">つづく</a> 

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09 (土)
05:21
April

3日目 タラゴナ

バルセロナから1時間半列車に乗ってタラゴナに行ってきました。

タラゴナは地中海に沿った高台の町です。海がとてもきれいだった(*^_^*)そしてスペインとても暑くて初夏の陽気。ビーチには海水浴客がいた。

スペインは英語がほとんど通じないって聞いてたけど本当に通じません。昨日のホテルのオンナも若いのにカタコト英語でお互いカタコトで会話にならなかったし「イエス」が通じない人もいる。日本と同じで若い人でも英会話力ないのね。イタリアは英語だらけだった。

でも心配してたフランスまでの高速バスチケット、筆談で楽チンに買えた。タラゴナへも難なく行けたし海外って簡単に旅できるんだなーって少し気抜けしてるとこです。前回のイタリアはうまくいくたびに喜んでたけど三日目にして早くも初々しい気持ち減少(笑)

さて、ホテルですが昨日夜中0時半にオーナーが白人女性3人を連れてきました。ドアが開かないようにしてたから何事?って感じ。明日時間あるから別のホテル探してみようかなー。カードで支払いスミだからキャンセルできるかが問題だけど。。ナメられてる気がする。。

なんとなく、ごねたくなった(笑)
<a href="">つづく</a> 

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