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11 (月)
16:08
July

両子寺

養老2年(718年)に仁聞(にんもん)菩薩によって開創されたと伝えられる寺。

両子寺のどこが好きかといいますと、山門前に立ちはだかる金剛力士。
2年前にこの仁王様を目にしたとき、樹々に囲まれた静寂な緑の中、突然見上げるほどの大きさの金剛力士が現れたから釘付けになった。

誰もいない場所で、仁王様と自分だけ。
タイムスリップしそうだったわ。  

江戸時代後期の200年くらい前からずっとこの場所に立っていると考えると、私が死んでこの世界からいなくなっても、ずっとここにいるんだって思うと、感慨深いの。
仁王様、大きいでしょ。


瀬戸内海国立公園内にある境内の森は「森林浴の森100選」にも選定されていて、マイナスイオンの宝庫。
ものすごく、気持ちが落ち着きつく。
1.3キロほどある、この参道を歩くのがとっても好き。
 

 カニ、いるし。ここのカニ つやつやしてるのよねー。
 


「奥の院」への階段前に立つ仁王様は、さらに古いもののようで、時代を感じる。 
この仁王様見ると、前も思ったけど今回も「プレデター」を思い出した。
なんか似てると思う。

 

 
両子寺、ほんと素敵な場所です。
森の静寂と自然あふれる美しさは、京都の鞍馬山に似てる。

また行こうーっと。

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10 (日)
16:11
July

両子寺の仁王様

国東半島のほぼ中央にそびえる両子山(ふたごやま)。

両子山から放射状に谷が海へと伸びており、その谷に沿って六つの郷が開け、六郷と称されていました。
六つの郷では天台宗と結びつき、山間に多くの寺院を建て、六郷満山と呼ばれる独特の仏教文化を華ひらかせていき、その中央に位置するお寺が「両子寺(ふたごじ)」です。

参道入り口に立つ一対の仁王様。
国東半島再大級(総高245cm、像高230cm)の石造の金剛力士(仁王)像。
文化11年再建(西暦1814年)


仁王様に会いたかったから、国東半島に出かけた。

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09 (土)
16:14
July

富貴寺

富貴寺はその山号を蓮華山と言い、田染に程近い蕗(ふき)の地にたたずむ事から、かつては蕗寺と書かれていました。


石造の仁王像がたつ仁王門をくぐり、石段を登ったその先、カヤの巨木の奥に建つ大堂は、阿弥陀信仰が盛んであった平安時代末期に築かれた、貴重な阿弥陀堂建築の一つであるそうです。

この大堂は現存する九州最古の木造建造物。
1952年 国宝指定
 
正面の扉は閉まっていて、左右の扉から中に入るのね。
こんな外観だけの写真でよくわからないお寺だと思う人も多いのでは。

富貴寺の創建は、寺伝によると奈良時代の養老2年(718年)、仁聞(にんもん)という僧侶が開いたとされているが、六郷満山の多くが仁聞開基と伝わっており、あまりに伝説じみている為、その正確な由緒は不明のままだそうです。
なおこの仁聞は、宇佐神宮の主祭神、八幡神を表しているとも考えられているとか。

昔のことだから、本当のことなんて誰にもわからない。
でも、大堂の中に入った瞬間、鎮座する阿弥陀如来坐像を目にしたとき、心臓がなぜかどきどき。
とても心に響いたのでまた明日もう一度拝観したいと思ってる。

伝説によると、この地にそびえていたカヤの大木を切り倒して大堂を建て、また同じを使って大堂の本尊である阿弥陀如来坐像を刻み、それでもなお材木が余ったので、田染の南に真木大堂を建てたのだとか。
(現存する真木大堂は平安時代のものではない)

太堂の前に茂るカヤの大木。


惹かれる。

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22 (水)
23:40
October

仁王様の足 腰痛 神仏力で治る

両子寺の護摩堂には、大きな足型がありました。
「これは仏様の足です。ご参拝の方で足腰の悪い方は仏様の足に自分の足を合わせて強い足にあやかってください。」
詳しい文言は覚えていないですがそんな内容が書かれていました。
腰が痛くて困ってる私になんて良いタイミングなのと思いました。
そんな簡単に治るわけないけど、少しでも緩和すればいいなと思い、仏様の足型に乗り祈願しました。

その後「奥の院本殿」に行こうと高い階段を眺めて
こんな長い急勾配の階段登ったら、ますます腰をやられるわ。。と溜息。
登ろうと狛犬の横を通った時、白い札に目が留まりました。

札には「ご参拝の方で足腰の弱い方はこの足をさすって強い足にあやかってください」と書かれていました。
なるほど。この長くて急勾配の階段は足腰弱い人には良くないもの。
ぎっくり腰5日目の私にとって、この階段は自殺行為に近いですし。
さすって登れば痛みが増えないかもしれないと「腰が痛いのが治りますように。。 早くジムで運動できますように。。」と唱えながら狛犬の足をさすらせていただきました。

帰り際、仁王門の仁王様を眺めてると足元の同じ札があるのを見つけました。
 
 
同じ事が書かれているわ。。
痛みは強烈だったので、そんな簡単に治るわけないけど。。そう思いつつ少しでも治るのが早くなればいいなと仁王様の足をさすらせていただきました。

熊野磨崖仏への道中にも同じ札があったのでさすって祈願しました。

さて、
熊野磨崖仏の山から降りて、腰痛がどれほどか確認したらあまり痛くなかった。
不思議ね。
あんな岩階段を昇り降りしたのに。
時間と共に激痛が出てくると覚悟したけど、時間が経っても痛みがないまま。

熊野磨崖仏への昇り降りで筋肉を使ったのが荒療治で良かったのかもしれないと考えたり。
だけどこんなに急に腰痛が消えるなんて。

不思議だわ。。。
どうして。。
なぜ急に痛くなくなったの?
不思議やわ。。 
思い当たることを探していたら、仁王様や狛犬や仏様の足型を思い出しました。

朝まで、立ち上がるのもしゃがむのも、手を伸ばすのさえ、体幹が少し捻れるだけで痛かったのに。
こんなに急に治るわけがないのに、治ってるし。

本当にびっくりemoji すごくない??
パワースポットって本当にパワーがあるのね。
初めて実感して、ものすごく感激しました。

今週は仕事でジムに行けないから、ゆっくり腰を休ませようと思います。

仁王様、仏様、神様、ありがとうございます❤

国東半島、しょっちゅう行きたい(笑)

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21 (火)
15:00
October

熊野磨崖仏

熊野磨崖仏(くまの・まがいぶつ)
大分県豊後高田市にある平安時代後期の磨崖仏です。

見たい☆と思ったので行きました。
しかし。。少しは歩くと思っていたけど、少しじゃなかった。
参拝受付には「杖」が用意されていて、持っていくよう言われた。
杖がいるくらいの坂? 距離? 「そんなに?」って聞きましたよ。
いつもの私ならジムで鍛えた足腰あるから大丈夫❤な気持ちだけど、今、ぎっくり腰5日目の腰痛持ちの身。
これで悪化間違いなしだわ。。。そう思いながら覚悟を決めました。

熊野磨崖仏へは、田原山(鋸山)山麓にある『今熊野山・胎蔵寺(いまくまのさん・たいぞうじ)の脇の道から歩きはじめます。
まずは、急坂な山道を登ります。

300メートルほど登ると、鳥居が見えてきました。

鳥居を超えると、「鬼が一夜にして積み上げたという伝説が残る自然石を乱積にした99段の石段」になります。
苔が生えてたり、斜めだったり、まさに乱積みした石段で危険よ。杖、必須です。


この急峻な石段を登ると岩壁に刻まれた2体の巨大な磨崖仏が現れました。
腰痛いしemoji20分位かかったよ。
しかし、荘厳ですね。 登った甲斐あります。

『不動明王像』
 
『大日如来像』
 
国東半島は、景色も良いし、海も山もあるし、磨崖仏や寺院など見たいところがいっぱいです。
良い空気吸ったーってかなりリフレッシュな二日間でしたemoji

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