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08 (金)
23:53
April

バルセロナ ゴシック地区

4月8日 3日目

タラゴナからは16時半の列車でバルセロナに戻りました。

18時に着いたけど、サマータイム中のヨーロッパはまだ昼のように明るいので、フランサ駅から近いゴシック地区を歩くことにしました。
変えられたホテル、ゴシック地区に近い点でも便利だった。

最初に行ったのは『サンタ・マリア・ダル・マル教会』
地中海貿易で栄華を誇った、13~15世紀のバルセロナのシンボルの教会だそうです。
かつてはここが陸と海を分ける境界線で、航海へ出発する人々の安全を海のサンタ・マリアに祈るためたてられました。
1329年建立。


中に入ると13mおきに八角形の柱があって、無駄な装飾はない造り。
すっきりと簡潔なのが、カタルーニャ・ゴシックの特徴だそうです。




ステンドグラスの美しさが写真だとわからないのが残念(><)
教会前のサンタ・マリア広場は、狭いのに観光客でいっぱいでした。
こんな平日なのに。。
バルセロナってめっちゃ観光地なんですね。
こんなに多いとはまったく予想してなかった。

それから『サン・ジャウマ広場』へ
ここは19世紀までゴシック地区の中心地だった場所。
広場を挟んで「自治政府庁」と「市庁舎」があります。
一段とすごい人でした。
人が多すぎる。

『自治政府庁』


『市庁舎』 
サン・ジャウマ広場、なぜにこれほど人がいるの?


人だらけのサン・ジャウマ広場には長居せずにカテドラルへ。

カテドラルへと向かう道は、13~14世紀にかけて貴族や富豪の館が集まってた由緒ある地区で、中世的な香りがする道でした。
こんな細い道でも車が通るから驚きます。
日本だったら進入禁止だわ。

人が集まって、時治政府庁建物のドアの上を見上げてたから、とろあえず見上げて写真を撮った。
何を見て頷いているかさっぱりわからなかったけどさ。

帰って調べたら、カタルーニャ地方のシンボルである英雄、サン・ジョルディのレリーフでした。

バルセロナの『カテドラル』 
この旅、2つ目のカテドラルです。
以前はロマネスク様式の大聖堂だったけど、1928年に現在のゴシック様式のものへ建て替えられ、完成は1448年。
150年かけて作られた大作です。
サグラダ・ファミリアといい、スペイン人はずーっと作り続ける超大作が好きみたい。。と思う。

カテドラルの回廊から見た中庭。


カテドラル近くにある建物に描かれてるピカソの壁画。
祭りに繰り出される巨大人形や、カタルーニャ地方の民族舞踊サルダーナが描かれてます。


バリセロナはピカソやミロ、ガウディなど数多くの天才芸術家が生まれた町。
このあたりは19世紀末、バルセロナの画家たちのたまり場だったらしい。

ピカソ。昔から名前知ってるけど、生きてたら130歳。
14歳から23歳にパリに行くまでの9年間、ここで生活したのね。。

なるほどー
<a href="">つづく</a> 

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08 (金)
23:52
April

タラゴナ② カテドラル

4月8日 3日目

カテドラル、カテドラル、カテドラル...
と3週間で何度見たか、聞いたか、飽きるほどカテドラル~でした。

街並みを見ながらカテドラルへ。
狭い道も多くて人影もまばら。
タラゴナなんてこの旅の計画で初めて知った地名。
わたしはどこにいるんだろう?的な不思議な気持ち。
 
このカテドラルは12世紀に建設が始まり、完成までに200年以上かかっているため、正面や回廊、後陣部分はロマネスク様式であとはゴシック様式。
ロマネスクもゴシックも見ても詳しくわかりませんが、このファザードがロマネスク様式ということは覚えやすい。




この旅最初のカテドラルだったので、入場料€3.8で中を見学することに。
後陣中央のサンタ・テクラ(タラゴナの守護聖人)の祭壇は1430年頃にカタルーニャの彫刻家ベレ・ジュアンによって作られ、サンタ・テグラの生涯が表されてるそうです。




この部屋は興味を持ちました。。


地中海のバルコニーには観光客いたけど、カテドラルを見学する人やその周辺にはほとんどいませんでした。
カテドラル内部も貸切に近かった。

カテドラル近くのアパート壁一面に絵が描かれてました。
おもしろ~い。


帰りに市庁舎前広場でパエリア食べて休憩。
人少なーい。


油っぽくて、お米固め、シーフード類は盛りだくさん入ってた。
天気良いし、のんびりできて気持ちよかったー。
ここはスペインって感じ(*^_^*)
そうそう、このお店のウエイトレスの女の子は英語喋れました。


タラゴナの見どころは旧市街に集まってるので、半日でひとおとり見て回れました。
ラス・ファラレス水道橋は遠いから、あっさりとパス。

カテドラルと円形競技場と青い海で十分満喫

<a href="">つづく</a> 

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08 (金)
23:51
April

タラゴナ① 円形競技場

4月8日 3日目

タラゴナは、バルセロナから約90km南へ下った、地中海に沿った高台の上の街です。
紀元前約218年前にローマ帝国に征服され、当時はイベリア半島最大の規模を誇りましたが、8世紀イスラム教徒の侵入を受け町は破壊されてしまい、その後カタルーニャ地方の中心はバルセロナに移りました。

海を見下ろす「地中海のバルコニー」と呼ばれる広場から見た円形競技場。
この円形闘技場は1世紀頃、ローマ皇帝アウグストゥス時代に建造されたもの。
3世紀にはタラゴナのキリスト教司祭が処刑されて、その跡地に建てられた教会がアレーナ中央に廃墟となって残ってます。


「ローマ帝国」「円形球技場」という言葉に過剰反応タラゴナにします。
タラゴナに行こうと思ったのはこの二つのキーワードに当てはまったからでした。

地中海の『青』がものすごくきれい。
めっちゃ暑くてビーチには日焼け人がたくさんいました。


地中海のバルコニーから見た地中海ブルーと町のメインストリート。



これは広場下に乗車場があった観光バス。
1時間おきに旧市街と港をまわるらしい。
料金€6。

帰りの列車に乗る時のことですが、タラゴナ駅にはホームが数本あるのに行先ホームの番号掲示板がありませんでした。
何度も往復して探したけど絶対にない!
仕方ないので人に聞くことに。
でも英語通じないし、スペイン語なんて見よう見まねで喋ってもさらに通じるわけない。
日本人いないかな… 
こんな小さな町タラゴナに日本人はいないだろうと思いながら見渡したら、なんと日本人らしき人がいた。
でも、旅行者っぽくなく外国に溶け込んでる雰囲気の人を日本人と思って話しかけたら違うことが数回あったので「excuse me?」って言ってみたら「日本ですか?」って聞き返された。
 日本人やん(嬉) 
ほっとしたのでした。
オーストラリアに住んでて、2ヵ月ヨーローッパを旅してる最中ということでした。なるほど。
どおりで日本人の顔してるけど雰囲気が違うわけです。
彼が言うには、観光バスに乗ろうと思って1時に乗り場に行ったけど、発車時間になっても運転手来ないし動かなかったらしい(笑) 
さすがスペイン。

スペインのいろんな話を教えてくれて、わたしがホテルを振り替えされた話をしたらホテルを変えた方が良いってアドバイスしてくれました。
仕方ないと思ってた私が、次の日文句言えたのは彼のおかげです。
勇気もらった感じ。
会ってなかったら、あのぼろっちいホテルで4泊我慢してたと思う。

会えて良かった(^_^) 

ありがとう。


<a href="">つづく</a> 

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08 (金)
23:50
April

スペイン国鉄renfe タラゴナへ

4月8日 3日目

スペインに着いたら、まずフランス行きの高速バス(ALSA)チケットを買って安心しておきたかったので、朝いちでALSAに行ってチケットを購入。

それから、鉄道を使ってタラゴナに日帰り観光へ。

当初予約してたホテルはサンツ駅まで直通のメトロがあるけど、振り替えられたホテルはサンツ駅まで直通がなくて不便な場所にあった。
地図を見ると終点のフランサ駅が徒歩圏内にあったのでフランサ駅へ。
入口が駅には見えなかった。


サンツ駅は人ごみ、人だらけ、人邪魔、だったけど、フランサ駅はほとんど人いなかったです。
ここは昔バルセロナの中央駅として使われてた駅ということで中が広い。
駅とは思えないゴージャスな造りでした。

スペインではネットに書かれた通り、バルセロナのメイン駅であるサンツ駅でさえも英語が通じなかった。
(どっちみちまともに喋れないけど)
ここも無理だろうと思い、窓口でタラゴナ往復って書いた紙を出してタラゴナ往復の切符を購入。


窓口の人はとても親切で、タラゴナまでの時間や発車ホームを時刻表を渡して教えてくれた。
サンツ駅は窓口に人がたくさん並んでるから、親切にはしてくれないだろう。(人柄もあるけど)
フランサ駅からで良かった。
ひとりで旅してると人の優しさが嬉しい。
感謝です(*^_^*)

ホームに入る前に手荷物をベルトコンベアに乗せてX線検査がありました。
こんなとこで?
チケットに刻印して通過。
ホームも人少な。。


タラゴナまで1時間20分。
往復で€11,4。
海が見える左の窓側に座ってゆっくりと「世界の車窓から」気分を味わおう(^_^)


ゆっくりだーって思ってたけど、サンツ駅のホームは人いっぱいでたくさんの人が乗って満席に近くなった。
フランサ駅からの乗車で良かった♪
あのホテルはむかつくけど、フランサ駅近くって事で少し許せる気分になったのでした。

予定通りの時間でタラゴナ着。向こうに見えるがタラゴナ駅です。


タラゴナは真夏のような陽射し。

地中海ブルー。すごくきれい。
<a href="">つづく</a> 

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08 (金)
05:39
April

2日目 バルセロナ到着

スペインに来てしまった。

午前中アンネフランクの家やダム広場などアムステルダムを散策。
昼からスキポアール空港に移動して飛行機でバルセロナへ。この飛行機、搭乗後に整備不良がわかって2時間20分遅れで出発した。その間狭い機内に座ったまま。。KLMに6回乗ったうち3回も遅延してる。多すぎ。。

スペインの空港から町に向かう列車での事。
アコーディオン弾きのおじさんがいて一曲終わったら「グラシアス」と言いながら財布出して回ってたけど誰も入れなかった。。列車の中でこんな事していい国なのね。
それにしてもスムーズに移動できてます。我ながらすごい。

自分一人の行動は順調ですが、相手がいる事ではいろいろ起こります。
先ほどナポリの二の舞のように違うホテルに連れて行かれました。タクシーに乗るくらい遠い場所です。タクシー9.5ユーロ払うくらい離れた場所。
このホテルちょっとやばい。普通のマンションの一室で部屋が3つにキッチン、バスルーム、リビング。そして私以外誰も泊まっていません。私の部屋以外の部屋はドアに鍵がないからお客様は宿泊させられないでしょう。。(苦笑)おまけにリビングの部屋の窓の鍵壊れててました。ここ二階。。
すべての部屋の鍵は確認しないもんな。。不審者が入ってきてもわかるように危険な部屋の前に椅子やプロバンボンベ、梯子置いて防備です。
他のホテル探すのも面倒だし、考えるの面倒だし、今、自分んち状態でくつろぎ中~。誰もいないままならこのままでいいな。危険だけど。。一応私の部屋鍵あるし。

そうそう、海外行くと日本人は放射能検査されるって話聞いたけど何もされなかったよ。
入官審査なんてこの前より簡単。一つも質問されず(笑)

お風呂入ろうっと。
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07 (木)
23:53
April

「HOTEL Maquinista」

スペインで泊まった、もっともサイアクなホテルです。

交通の便を考えて、メトロ5号線のベルダグル駅に近いアンシャプラ地区「FelipeⅡ」というホテルを予約してたのに、バルセロネータと呼ばれる海浜地区にあるこのホテルに連れた行かれた。
っていうか、ここホテルじゃないし。
「B&B」とも言えない、劣悪環境の間貸し部屋だわ。

バルセロネータ海岸から中通りに入って曲がった、およそ観光客が来ることがないであろう通りの2Fにそのホテルはありました。
矢印の部屋がある角が私が泊まった部屋で、矢印部分は宿泊客が自由に利用できる共有のリビングルーム。
窓の鍵壊れてて、鍵閉まらないから、窓開けっ放しなの。
絶対危険。簡単に上ってこれる。。

 

その、リビングルームを中から見たら、一見、おしゃれに見えるけど全然ちゃう。
カーテンポール斜めだし、カーテン汚れてる感じ。

ほんとに簡単に上ってこれる。。

すごく怖かったので、夜寝るときは、ドアが開いたときに音がするように玄関とリビングルームの前に物を並べた。

キッチン装備だけはしっかりしてるけど、料理しないし。
  

誰もくるわけないと思ってたのに、夜中0時半にオーナーのオバサンが西洋人3人組連れてきて、ドア前においていたモノが倒れてすごい音して、向かいの壁に飾ってた観葉植物のガラスが割れました。
でも、わたしは謝まりません。
顔だしたけど、散らかったまま部屋に戻りました。
ほんとに迷惑なばばあだわ。

わたしが泊まった部屋。
テレビも洗面台もない。
気のせいでなく、シーツがべたべたして手が痒くなった。マジ最悪。
  

シャッター動かないので、昼も暗いし、夜が街灯の光でヘンに明るい。むかつく。。


共用のシャワールーム。
お湯は10分少々しか出ない。あとは水。
4人で2晩使ってるのに足マットの交換も無くて、2日目は床に水が溜まってた。
不潔だ。
  

入口の写真です。


初めて連れてこられたときのこと。
隣の部屋の住人が出てきて、連れてきた女性に詰め寄ってきた。
スペイン語で女性に何か言ったあと、わたしに英語で聞きました。
「ここに一人で泊まるのか?」
わたしが頷くと、英語で何か説明したけどサッパリ??長文は理解できないわ。
わたしが(・・?)な顔してるから、連れてきた女性に「一人で泊まらせるのか?一人で泊まらせるなんて良くない」って怒ってる感じだった。
そして、無視する女性にしつこく食い下がってた。
その雰囲気からこの部屋あまり良くないみたい。。と感じたのですが、中に入ってなるほどねー。と思ったのよ。
確かに危険。。

この部屋の鍵、古くて簡単に開かなかった時、その隣のおじさんが出てきて開けるの手伝ってくれて、ちょっと心が温かかったりしました。
ちなみに他の部屋の鍵穴見てみたら、新しいシリンダーに交換されてたから、ホテルとして使うなら鍵は交換するべきなのでは。

写真では、わかりづらいけど、すべての部屋に不潔な感じがして、空気が淀んでた。
湿気てる感じで、ソファーやベッドもしっとり。。
いつもは稼働してなくて、FellipeⅡのダブルブッキングの時に連れてきて泊まらせてる部屋だと思う。
FellipeⅡのメイドは、「ここに来るのは週に1回だけ」って言ってた。

1泊€41。 日本円で4,800円。

あり得ないくらいの劣悪ホテル。
2泊が限界でした。
ドライヤーも翌日持ってくるって言って持ってこなかったし、部屋に洗面台もないし。
ドライヤーがない生活なんてできないです。
湿気てるので髪かわかないしでバサバサだった。
事前にメールでドライヤーをお願いしてたのに怒り心頭。
どこに行くにも乗継しなきゃいけなくて不便だし、夜中に飲んだ人の騒ぐ声聞こえるし、ほんとにただのアパートで、今思い返してもあったまくるわー。
って言いながらも、ここに泊まった日はタラゴナやゴシック地区をまわって、ホテルから便利なようにスケジュールを組みました。

結果的には、スペイン人の気が強そうなオバサン相手に文句言えたので、自信もついていい経験になりました。
今度こんなことがあっても、上手く対処出来る自信もついた。
この後、もともと予約した「FelipeⅡ」に泊まったけどここもワースト2位のホテル。
(もちろん1位はこのホテル)
このオーナーのホテルは、良くないですね。

バルセロナで「FelipeⅡ」に泊まるのは、やめた方が良いです。

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