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09 (土)
23:50
April

モデルニスモ建築①

4月9日 4日目

今日はホテルを変えようと思うので、ホテルが多いって聞いたカタルーニャ広場周辺に行って、ホテルの物色しながらモデルニスモ建築の建物を眺めて。。
ホテルにクレーム言って、それからサグラダ・ファミリアに行く予定です。

建築ワールド、バルセロナ。
ガウディ他建築家のおしゃれな建物が歩いてるだけで目に入ってきて楽しいです。

『カタルーニャ音楽堂』 
世界遺産。1908年完成。
装飾美を追求したドメネク・イ・モンタネールの最高傑作で、モデルニスモ建築で最も美しいといわれる建物です。
正面にカタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの彫刻が彫られてますが、この写真では見えません。
全体を写真に撮れない、しかも絶対影が入るあたるような狭い道に建ってました。


サン・ジョルディってカテドラル行く道にも彫刻があったので、どんな人か気になって調べてみました。
サン・ジョルディは、キリスト教の聖人ゲオルギウスで、古代ローマ時代末期の殉職者。
ゲオルギウスはドラゴン退治の伝説で有名で、サン・ジョルディはそのカタルーニャ語名です。
なんだか。。 
キリスト教ってすごいのね。。 

『カサ・リェオ・モレラ』
バルセロナって、こんなきれいな建物がふっつうに交差点角に建ってます。
曲線が美しくて、1階に高級皮革ブランド「ロエベ」、2階には「GUESS」が入ってました。


『カサ・ミラ』 
世界遺産。ガウディ作。
1906年~1910年完成。
建物のテーマは「山」。
高級アパートとして設計され、地下駐車場も作られてます。


建築主は、ガウディの崇拝者で同郷のロサリオ・セヒモン。
オーナーは、セヒモンの妻ペレ・ミラなので「カサ・ミラ」という名前がついてます。
ペレ・ミラは繊維会社を経営して国会議員だったそうです。
バトリョ、グエルも繊維業界。
この時代の繊維業界は儲かっていたのがよくわかる。
外壁には切り出したままの石が使われてるんだって。


中を見学するために人が並んでます。
バルセロナは観光客が多いです。
それに暑かった。

『カサ・バトリョ』 
世界遺産。ガウディ作。
1904年~1906年完成。
建物のテーマは「海」
オーナーは、グエル家と同じく繊維業界のブルジョア、バトリョ家。
ペレ・ミラのすすめで1877年に建てられた建物を増改築したものです。
美しい建物でした。


カサ・バトリョの隣に建つ建物。
1867年~1957年完成。
ガウディ・ドメネクに続くモデルニスモ建築第2世代を代表する建築家
『ジョセップ・プッチ・イ・カダファルク』の作品。


二つ並んでこんな感じで建ってます。
ここの前だけ人だかりでした。

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『カサ・デ・ラス・プンシャス』
カサ・ミラからサグラダ・ファミリアに行く途中に見えます。
ラス・プンシャスとはスペイン語で「先端」。
6本の尖った塔をもつのでこう呼ばれるようになったそうです。
プッチの代表作。

他にも建築家はわからないけどおしゃれな建物がたくさんでした。

スペイン滞在中は暑かったです。
でも、日陰や夕方日が落ちてくると極端に涼しい。っていうか肌寒い。
スペインだけじゃなくてフランスもイタリアも同じで、絶対に上にはおるものが必要です。
それも薄手じゃない暖かいものが。

日本だと日陰でも夜でもムシムシするのにね。

<a href="">つづく</a> 

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