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01 (日)
13:36
December

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22 (金)
23:56
April

ローマうろうろ②「カンピドーリオ広場」

4月22日 17日目

ヴィットリアーノの後方の丘に「カンピドーリオ広場」と「S.M.イン・アラチェリ教会」があります。

カンピドーリアとは、英語のCapital(首都)の語源です。
この丘には紀元前1300年ぐらいから人が住み着いていたと言われ、かつて、古代ローマの中心として最高神ジュピターの神殿をはじめ、25もの神殿があったと言われます。現在の広場は、ほとんどが16世紀に造られたもので、基本設計はミケランジェロです。

緩やかな階段の上に建つ、ギリシャ神話で有名な兄弟神カストルとポルックスの像。


広場中心に建つマルクス・アウレリウス帝の騎馬像(レプリカ)


「ローマ市庁舎」 
左右に広がる階段はミケランジェロのデザイン。



「S.M.イン・アラチェリ教会」
アウグストゥス帝が聞いた、キリスト到来の予告に基づいて建てられた教会。
7世紀にはここに建てられていて、14世紀に今の形になったそうです。


写真ではわかりづらいかもしれませんが、教会まで続くこの階段はぞっとする長さと高さ。
見上げると教会から押しつぶされそうなすごい圧迫感。
途中までで登るのをあきらめました。
ふらつきそうで怖いっていうか、ふらふらした。

この丘は、前回行ってないので行きたかった場所です。
ローマは、ほんとうに偉大な町だと思う。
広場や教会、遺跡に彫像、いろんなものがあって、一回の旅行ではまわりきれない。
そして、一度見たからといって気が済むものでもない。
まじ住んでみたい。。

多分、その夢は叶うことないだろうなあ。。
来世、ローマで生まれたい。いや、前世がローマ人だったかも。
そう思いたい

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22 (金)
23:55
April

ローマうろうろ①「ヴィットリアーノ」

4月22日 17日目

ポポロ広場行って、ボルケーゼ公園行って、S.M.デル・ポポロ教会行って、S.M.ソプラ・ミネルヴァ教会行ったついでにパンテオン行ったけど、今日もミサで内部の見学はできなかった。
S.M.ソプラ・ミネルヴァ教会からヴェネツィア広場は近いです。コルソ通りを歩きました。

『ヴィットリオ・エマヌエール2世記念堂』
1911年に完成したイタリア統一の立役者、ヴィットリオ・エマヌエールの偉業を称えて建てられた記念堂は、真っ白でダイナミック。


イタリア統一を成し遂げた「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」と「勝利を祝う兵士」の像。



「ローマの像」の前で無名戦士の墓を守っている兵士。


暖かい4月なので前回と服装が変わってました。下の写真は2月のとき。
服装も違うけど、立ってる兵士のタイプも違う。。


 観光客がフリーの兵士と次から次へと写真撮ってました。
この兵士、観光客の接客のためにいるのかな?


右側のレリーフは、「祖国愛と勝利」を表現してます。


ヴェネツィア広場から「トライヤヌスの記念柱」が見える。


2月に来た時は寒かったけど、観光客が少なくてゆっくり歩いて、ゆっくりと街を味わえた。
今回、復活祭前のローマは、どこに行っても異常な観光客の数で、ヴィットリアーノもすごい観光客でした。
最上階までの階段やテラスのまわりは立ち入り禁止。
テラスに寄りかかって景色を眺めることもできなかった。

日程は選べなかったので仕方ないけどなんかもう、うんざりっていうのが本音。
こんなに多いとは想像できなかった(T_T)

前回、思う存分堪能してたので良かったよ

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22 (金)
23:54
April

S.M.ソプラ・ミネルヴァ教会

4月22日 17日目

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会は、エジプトの神イシスの神殿跡に建てられたのですが、近くに建っていた古代ローマの知恵の女神「ミネルヴァ」の神殿跡と間違えられ、この名前が付きました。
(イタリア語で〝上″はsopra) 
1280年に着工、完成は1370年。
ローマで唯一のゴシック教会、パンテオンのすぐ近くに建ってます。





教会前に建つ象のオベリスク 
『ミネルヴァのひよこ (Pulcino della Minerva)』
ベルニーニがデザインした象の彫像がエジプトのオベリスクを支えてます。
ベルニーニの弟子、エルコール・フェラッタの手によって1667年に完成しました。


ローマにある11本のオベリスクで一番短いオベリスクです。
ラテン語で「堅固な知識を支えるには強い心が必要である」という意味の文が刻まれてます。

内部は、金メッキをちりばめた青い天井がきれいでした。


「カラファの礼拝堂」 
15席末に、枢機卿オロヴィエロ・カラファが聖トマス・アクィナスに捧げた礼拝堂です。
フィリッピーノ・リッピによる「聖母被昇天」「受胎告知」「聖トマス・アクィナスの勝利」のフレスコ画が描かてます。
画祭壇の上には、聖トマス・アクィナスがカラファ枢機卿を祝福されたマリアに紹介する様子、右手の壁には後光をまとった聖トマスが描かれてます。


昔の絵って物語が織り込まれてるから絵本の挿絵みたいと思う。

「受胎告知」(Annunciazione)



「あながいの主イエス・キリスト」
 ミケランジェロ


違和感を覚えるブロンズの腰布は、「裸体像は破廉恥だ」ということで後から付けられたもの。
ブロンズに見えなくて、腰布の形も微妙で、ヘンなの・・って思ってたのでなるほどーです。

聖具保管室では2度、コンクラーヴェが行われたことがあります。
1回目は1431年3月でエウゲニウス4世 (ローマ教皇)が選出。
2回目は1447年3月でニコラウス5世 (ローマ教皇)が選ばれました。

また、異端審問で有罪とされた後の1633年6月22日、ガリレオ・ガリレイは、有名な自説の放棄をこの教会で発表しました。
ルネサンス前期の有名な画家フラ・アンジェリコ、パウルス4世 (ローマ)、教皇メディチ家のレオ10世 (ローマ教皇)、クレメンス7世 (ローマ教皇)は、この教会に埋葬されています。
 
1556年に、この教会は小バシリカに位置づけられました。
とりあえず行っておこう的な気持ちで行ったのですが、位が高い教会だったんですね。
何も知らないで観光してるけど、あとで知るととても楽しいです(^_^)


イタリアの教会は、どこの教会に行っても、美術館さながらの多くの作品で飾られています。
教会の中は不思議な空気が漂っていて、歴史を物語っている絵や彫刻、芸術の中にいると心が落ち着く。
教会に限らず、公園でも同じかな。
何百年、古いものでは千数百年前もの間、純粋に祈りをささげられてきたものには、目に見えない何かが宿ってるのかもしれないと、思うのでした。

わたしも邪念を持たず、純粋に祈り続ける精神を持ちたいものですが、とても難しいことだと思う。


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22 (金)
23:53
April

S.M.デル・ポポロ教会

4月22日 17日目

「サンタ・マリア・デル・ポポロ教会」は、建設基金を市民(ポポロ)が出したことから名前が付けられました。
1099年に建てられたあと、1472年にポポロ門と結合され、17世紀にベルニーニが身廊と主祭壇を装飾、その後も何度も改修を繰り返しています。



入ってすぐ右にあるロヴェーレ礼拝堂。
「幼子のキリスト礼拝」が描かれてます。





「フェオーリ礼拝堂」 左側


主祭壇


「チェラージ礼拝堂」 右側


礼拝堂は、どれもとても美しかった。
ひとつひとつが似てなくて、それぞれに違う美しさがありました。

でも一番見たかった「キージ礼拝堂」の「ハバククと天使」は作業中のシートがかかっていて見れませんでした。
S.M.デラ・ヴィットリア教会は工事中で「聖テレザの法悦」も見れず、パンテオンの中もミサで入れず、わたしの「天使と悪魔」のラングドンの軌跡をたどる旅は、残念なことに、今回完結せず。

しかし、2週間以上教会や歴史的遺産を見続けてるので、気持ちは満ち足りていたのでした。

なんか・・ 十分だわ、って感じ(笑)


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22 (金)
23:52
April

ボルケーゼ公園

4月22日 17日目

ボルケーゼ公園は、トスカーナ州シエナの名門出身の枢機卿ボルケーゼが、17世紀に家族のために造った庭園です。

広大な敷地に森、池、動物園、博物館、美術館、各国のアカデミーなどがあります。
ただの公園と思ってたらとんでもない。
広々として、とっても良かった。
オベリスクが建ってた。

 
「ディアナの神殿」


「海馬の泉」


「シエナ広場」と「時計の館」


「ウンベルト1世像」


騎馬憲兵?


道に並ぶ風化した彫刻が、雰囲気を醸し出してました。


緑豊か。この公園なら1日過ごせると思う。


湖の中にある「エスクラピオ神殿」




「国立近代美術館」 
クリムト、モネなど、19世紀以降の絵画が収められてます。


ボルケーゼ公園は1日、遊べると思う。
まだ、向こうの方にも美術館とか博物館あったけど、全部まわるにはきりがないのでおしまい。
ローマに住んでたら、時々通いたいなあ。っていうか、ローマはどこに行ってもイイ感じ。

ボルケーゼ公園とピンチョの丘は続いてて、ピンチョの丘からの風景はすごーくきれいでした。
「サン・ピエトロ大聖堂」


「ヴィットリアーノ」と右端に「マウクス・アウレイウスの記念柱」が見える。


こうやって遠くから眺めると、建築物の高さや大きさがよくわかります。
マウクス・アウレイウスの記念柱ってめっちゃ高い!
約1800年前からあの場所にあの高さで建ってるなんて、ローマの建築物の歴史ってすごいです。

日本で1800年前は、弥生時代。卑弥呼が生きていた時代だわ。

対抗するのは、住吉神社?

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22 (金)
23:51
April

ポポロ広場

4月22日 17日目

朝からポポロ広場へ行きました。
泊まってるホテルは、マンゾーニ駅近くだからどこに行くにも便利。
メトロA線フラミニオ駅で降りると、フラミニオ広場でまたもテントを張った市場があった。
市場には弱いのです。
今から1日観光するというのに3点ほどお買い物。

ポポロ門から、ポポロ広場に入ります。
ポポロ門は3世紀に造られましたが、17世紀にスウェーデン女王のローマ訪問を記念して、ベルニーニが装飾を施しました。


中に入って思ったことは「かっこいー」
広場の奥に二つ並んでる双子教会がより広場を際立たせてます。


広場左右に噴水と彫刻があります。



この彫刻、おもしろい。。 
海でサメみたいな魚を退治してるのだと勝手に解釈しました。
腹筋すごいなー。
この時代の人って腹筋すごいよ。


両端にある彫刻。一体、どんな生き物なの?


ポポロ門の横に建つ『サンタ・マリア・デル・ポポロ教会』


広場のまわりの塀の上に等間隔に座っているスフィンクス。


復活祭前なので、ローマ法王のお顔もあちこちに。


ピンチョの丘から見渡した、ポポロ広場。



ライオンの噴水が四方を囲み、オベリスクを守っています。

ポポロ広場、広くて良い気持ちでした。
この後、ピンチョの丘に登って、ボルケーゼ公園に足を延ばしました。
昨日と変わって曇り空で少し寒い感じの天気です。

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