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23 (土)
23:54
April

トラステヴェレの教会

4月23日 (18日目)

ソンニーノ広場から、お店が並ぶ賑やかな通りを歩けばS.M. イン・トラステヴェレ広場です。


「S.M.イン・トラステヴェレ教会」



紀元前38年、ここに一日中油がわき出る奇跡が起こり、キリストの世界制覇の恩寵を意味したと言われます。この教会はその場所に建てられ、3世紀には地下教会の建設も始ま、りローマ最古の教会と言われてます。

13世紀に造られた、ファザードのモザイク「王座の聖母子」がキラキラしてキレイでした。

中に入りたかったけど、閉館の張り紙が貼ってあった。残念。。

「S.チェチリア・イン・トラテヴェレ教会」
敬虔なキリスト教徒であった聖女チェチリアを祭った教会です。


後ろに見える鐘楼は12世紀に加えられたものです。噴水は、昔、教会に入る前に身を清めるために使ったもので、噴水の中の冠型のかめはローマ時代のもの。

入り口横に置かれている祭壇。昔使われていたものみたいです。





主祭壇



この教会で有名なものは、2つありました。(今、ブログ書きながら知りました)
9世紀にできた後陣のビザンチン風モザイクと、ステファノ・マデルノによって造らられた大理石の聖女チェチリア像。モザイクにはチェチリアや彼女の夫が描かれてます。
二つとも微妙に写真に入ってるけど。。。あまり見えないなあ(笑)

チェチリアは、10代の裕福なローマ貴族の娘で、230年にキリスト教徒への迫害により殉職しました。蒸し焼き処刑されたけど、死なずずに斬首刑に。ただ、切り落とすのではなく、首を刺すやり方でしたがこれでも死なずに3日ほど生きていたそうです。1599年にカタコンベで発見されたとき、1000年以上の時を得ながらも腐敗を免れ首筋には傷跡も見えたといいます。
朽ち果てる事もなく、美しい姿で見つかった事から1600年に聖女像が造られました。

そんなエピソードがあったのね。
教会には、いろんな伝説があって、信じがたいお伽話みたいだけど、キリスト復活自体信じられないし。。
でも、それぞれの教会にまつわるエピソードを信じさせる力があります。
不思議ねー

トラステヴェレは、夜賑やかな町。夜はさらに雰囲気がよさそうです。

この前、誘われたとき、行けばよかった。。
次は⇒18日目

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2011-04-23 (土) | 蘭・西・仏・伊 2011◇イタリア編
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