13:42December
2月20日 (6日目)
サン・ピエトロ広場で楽しんだ後は、スペイン階段に座ってのんびり過ごしたかったので地下鉄で移動。
4日前よりも人が多い。
「トリニタ・ディ・モンティ教会」まで続くスペイン階段は、フランチェスコ・ディ・サンティクスが設計、1725年に完成しました。
フランスの外交官の寄付によって造られたものの、スペイン広場にあるので「スペイン階段」と、呼ばれているんだって。
では、どうしてこの広場がスペイン広場と呼ばれているか?というと、近くにあるスペイン大使館にちなんでと命名されたそうです。
歩くと、すぐそこにスペイン大使館ありました。国旗がかっこいいな。
広場中央にある「舟の噴水」は「バルカッチャの噴水」(Fontana della Barcaccia)とも言います。
1629年、ベルニーニ作で、1958年にテヴェレ川が氾濫した時に一隻の舟がこの場所までたどり着いたという話があるのでこの形になったそうです。
階段後ろに見えるのは「トリニタ・ディ・モンティ教会」
オベリスクが階段の後ろにそびえてる。
現在、世界にあるオベリスクは30本のうち13本がローマにあります。
ローマって本当にすごいな。
今日はまったりスペイン階段に座って広場を眺めたかったので、空いてる場所を探して座った。ちなみに今日もジェラードは無理。寒いもん。
座って人を眺めてるの楽しい。
ここに一人で座ってることが、楽しくしてしかたない。
カメラのズームで人間ウォッチング。
スペイン広場ではみんな幸せそう。
2月20日 (6日目)
ホテルを選ぶ基準は朝食付き、シャワー部屋付きで50ユーロまでです。
現地で探すのも面白いと思ったけど、今はネットがすごい。
Booking.comで予約しておいた。
今、振り返れば、B&Bホテルは人が24時間常駐してるわけでないから、チェックイン時間を教えておくのは必須かも。
Casa Romanaとナポリのホテルは予約後にチェックイン時間を教える旨メールが来たけど、このホテルは何もなかった。
この日、朝9時にホテルから携帯に電話がかかってきました。
チェックイン時間を聞くから「12時」て答えるけど通じない。
何度も同じこと聞かれて、答えての繰り返しで少々むかついた。
海外での携帯は着信でも料金が発生するので、この通話だけで500円の通話料発生。
結局男の人(多分息子)に変わってすぐに通じたけど、変わる直前に電話の主が怒ってる様子が伝わってきました。
帰国してわかったけど、このホテル、出発前日にPCにメールしてきてた。
日本からイタリア来るのに前日メールしても読むわけないじゃん。
転送設定してたり、PC持参ならわかるけど。。と思ったのでした。
今度から自分からチェックイン時間は連絡しておこう。
勉強になりました。
『Locanda St.Anna』は、テルミニ駅からちょっと遠いけど、部屋の写真も口コミも良い。
朝の電話でイヤな予感がするけど忘れよう(笑)
ジョリッティ通りをひたすらまっすぐ行くと通り沿いにあるはず。
でも、思ったより遠くて途中で何回も立ち止って地図を見ました。
歩いてるうちにジョリッティ通りは、マルサラ通りよりがらが悪いのに気付いた。
酒屋のガラス戸が弾痕のヒビが入ってて下にガラス片落ちたまんま。
ホテルが見えてきたけど建物の壁には落書きが。。
ナポリのホテルも落書きあったけど、人通りが多く賑やかな通りだった。
butここは人通りが少ないのでさびれた感じがした。
予定より1時間早く着いてしまったけど大丈夫だよね。。
と思いつつ、こんな建物で人を呼び出した経験はないので心配だわ。しかも外人相手に。
パネルでホテル名があるのを確かめてブザーを押します。
誰か出たけど早口イタリア語でよくわからん。
とりあえず、自分の名前言ったけど、相手が何て言ってるかわからない。
イタリア語なんてサッパリよ。英語もですが(笑)
で、切れた。
その後ブザー押しても応答なし。
朝の電話に電話したら留守電。
電話くらい出ろよ。
一応ホテルやん。
いやな予感的中。
初日に泊まったCasa Romanaに行きたくなったけど我慢だわ。
建物の前で待つこと10分くらい。
住人が帰ってきたので一緒に建物中に入った。
入ってビックリ。
荒れてる。。
壁の塗り替え途中?
とろあえずホテルを探して、重いバックを担いだまま最上階まで登ってみたけど、各階ところどころ改装中やゴミあったりとかで微妙。。
中庭で洗濯物干してる女の人にホテルを尋ねたけど「ここにどんな人が住んでるか誰も知らないのよ」みたいな返事だった。
ますます微妙。(でも、そんなもんだと思う)
部屋番号ぬけぬけでこのホテルの部屋番号ないし、ホテルの表札もわからない。
あせっても仕方ないし、チェックインの時間になったら誰か来るだろうと思って、ホテルがあると思われる2階で待つことにした。
ガイドブック見てたら10分後に2階の住人が。。
イタリアイタリアした男の人だ。
話しかけづらい。。でもここは勇気、と思って尋ねたら、すぐに部屋を教えてくれて呼び鈴押してくれた。
聞いてよかった。
部屋には男の人がいて、笑顔で迎えてくれた。
インターホン出ろよって心の中で思った。
これまたイタリイタリアしたかっこいい若者だったので、最初ちょっと怖かった。
「電話で12時って言ったよね」って「早く着いたの」みたいな私の英会話でした(笑)
外観と違って室内はキレイ。
めっちゃほっとしたのでした。
このホテルは全部で3室。
ここは朝食を食べるところ。
好きなときにコーヒーや冷蔵庫の中のもの勝手に飲んでいいよって。
部屋もすごく広くてきれい。
待ったことを忘れて嬉しくなったのでした。
冷蔵庫、液晶TV、エアコン、ベッド
今回の旅の3つのホテルの中で備品は一番良いです!
窓から見たらこんな感じ。
駅からちょっと遠いけど、荷物がない早歩きだったら5分くらい。
最初はさびれて怖いとか思ったけど、落ち着いたらそんなことなかったです。
『Locanda St.Anna』良い感じ
静かだし、ベッドも枕も気持ちよかった。
1泊しかできないのが残念だった。
1泊40ユーロ+市税2ユーロで約4,950円
(に電話代500円プラス)
2月20日 (6日目)
今日はナポリからローマに戻って、もう一度行きたい場所に行くだけという、予備の一日。
歩いてて目に留まった街のお写真。
ナポリは野良犬が多かった。
日本では見なくなったのでなーんとなく昔懐かしくなった。
トレド通りにて。
この犬は昨日の夜、飼い犬と思ってたけど、今朝見たら野良犬っぽい。
このわんちゃんは人と仲良しらしい。
昨日も今朝も人間の横に座ってる。
ここもトレド通り。
果物屋さん。
トレド通りから1本入った道。
ナポリは路上駐車だらけ。
ここはウンベルト通りから入った道。
イタリアは車の所有率がアメリカに次いで世界2位で車が多いそうです。
駐禁切符もあるけど、駐車場が少ない理由から取り締まりもいくぶん緩いらしい。
特にローマなどは、遺跡が多いため中心街の地下に駐車場が作れなかったり、景観条例でビル型駐車上も難しいそうです。
ローマは広い道ばかり通ってたので路上駐車にそんなに気が付かなかった。
「Piazza Nicola Amore」(ニコラ・アモーレ広場)
駅からトレド通りまでのウンベルト1世通りは、地下鉄工事で広場の真ん中も掘り返し中です。
街が埃っぽい。。
この地下鉄が完成したら便利になると思う。
建物の彫刻。
ムニチーピオ広場近くの「ネプチューンの噴水」1600年。
この日は日曜日だったので、駅前のガリバルデ広場には市場がいっぱい出てました。
洋服やバック、アクセサリー、本に古着、おもちゃ、いっぱい出ていた。人もいっぱい。
ナポリからローマはICに乗ったけど、帰りは一番ランクが高いESで帰りました。
IC22ユーロに対してECは45ユーロで高いけど、ICの時間が合わなかったのとIC×ESの乗り比べも良いかなと思った。
切符買うのも列車に乗るのも、2日前より手際良く。
そのせい?隣で切符買ってた外国人に自販機の使い方を尋ねられました。
ESの車内。
4人掛け、テーブルが出せるようになってた。
しばし、イタリアの車窓を眺めながら。。