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December

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12 (水)
10:14
June

石上神宮

石上神宮(いそのかみじんぐう)にお参りしてきました。

布留山の西北麓に鎮座する、非常に歴史の古い神社で『古事記』『日本書紀』に石上神宮・石上振神宮との記述があります。記録上では伊勢神宮と同じく神宮称を一番古く称しており、伊勢神宮の古名とされる「磯宮(いそのみや)」と「いそのかみ」とに何らかの関係があるのかが興味深いそうです。

石上神宮はかつては本殿がなく、拝殿後方の禁足地をご本地と称しそのの中央に主祭神が埋斎されてましたが、大正2年に御本尊が造営されました。
ここは大神神社と並ぶ奈良の強力なパワースポット。
わたしが行きたいところと言えばやっぱりパワースポットですもの(笑)

拝殿【国宝】
第72代白河天皇が、永保元年(1081)を寄進されたものと伝えられています。鎌倉時代初期の建立と考えられており、拝殿としては現存する最古のもの。

楼門【重要文化財】
鎌倉時代末期、第96代後醍醐天皇の文保2年(1318)に建立。



神社のどこが一番好きかと言いますと、木漏れ日が漏れる木々に囲まれた参道。
不思議に気持ちが軽くなる。時々、きれいな空気のところに行って精神力チャージしなくては生きていけないこの頃なのよん
ヨーロッパでは感じることができない空気ですな。


さて
神社と神宮について常々どう違うか気になっていましたが、この際なので書くことにしました。

神社は神様が降りてくるところ。用が済めばお帰りになります。
神宮は神社にお宮(御屋=おみや)を置いて神様に常駐しているところ。

神社の「社」は「やしろ」と読みますが、屋代(やしろ)とも書き、これは結界を表します。結界とは神様が降りてくる場所で、紐などで囲った領域をいいます。家を建てるときに執り行う地鎮祭などで、竹を四隅に配し、紐をかけた光景を見ますが、これが社(結界)。地鎮祭はここに神様をお呼びして、建物を建てる土地を浄化する行事です。
社は神様が降りてはきますが、用が済めば帰ってしまうので、神社にお宮(御屋=おみや)を置いて家を提供することで神様に常駐していただく。ということです。

神様にも親や兄弟がいますので、その神様たちも降りてくることがあります。そのため神宮の中に神社があったりもします。

そして
神社の称号について。
「神社」といわれる他に「神宮」「宮(ぐう)」「大社(たいしゃ)」「社」などがあり、各々の神社の由緒に基づいて定められています。
 ※「神宮」という称号は、明治神宮や熱田神宮、平安神宮のように、歴代の天皇をお祀りしている神社であるとか、皇室のご先祖をお祀りしている霧島神宮や鹿児島神宮など天皇を御祭神としてお祀(まつ)りしている神社に用いられます。ただし、単に「神宮」と称した場合は、伊勢神宮のことをさします(「伊勢神宮」は通称であり、正式な名称は「神宮」です)
※「宮」の称号は、天皇や皇族をお祀りしている神社や、由緒により古くから呼称として用いられている神社に使われます。なお、東照宮や天満宮、八幡宮のように慣習的に称号を用いる例もあります。
※「大社」の称号は、かつて官国幣社(かんこくへいしゃ)制度があったときには、出雲大社のことをさしました。しかし、戦後になってからは、春日(かすが)大社や住吉大社のようにこの称号を用いる神社が増えました。これらの神社は、いずれも旧社格が官幣(かんぺい)大社、国幣(こくへい)大社の神社です。
※「社」の称号は、大きな神社から御祭神を勧請(かんじょう)した神社に用いられ、神明社や天神社などがあります

なるほど
っていうか、ごちゃごちゃしてきたのでザックリこんな感じと覚えておこう。

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2013-06-12 (水) | 京都・奈良・大阪
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