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10 (木)
02:27
December

秒速5センチメートル

アニメ映画を好まないワタシが観たアニメ映画。

『秒速5センチメートル』

桜は好きです。

花びらの色も、蕾の時の形も蕾の時の少し濃いピンク色も。
花が咲く季節も。
そして散った後の葉桜のあざやかな緑色も。

桜の花びらが舞いおちるさまはきれい。
で、よくススマで撮ってみるけど、どれもイマイチ。
離れて撮ると花びらが見えず、近すぎると花びらが少ししか映らない(笑)



印象は、新海修監督が創る「映像が美しい」
雪の中の線路や雪が舞う空がリアル⭐
コスモナウトの異次元な夜空がきれい。
東京の駅や小田急線とか、実像みたいで、でもアニメ独特のきらめき感がある。
もちろん桜の季節のあたたかな春の描写もキレイでした。

感想は、ひとこと。

「せつなかった。。」
登場人物がアニメだから、すっと入ってきて、気持ちが重ねやすいです。
自分が経験したような子供の頃の恋心や大人になっても経験するすれ違いの恋に。
なので、どこかで経験したことあるせつない気持ちが呼び起こされる感じ。

映画だけじゃ見えない登場人物の気持ちが知りたくなって小説まで完読しました。

*・*・*・*・*

って、眠ってて目が覚めて。。寝付けなくなったのでブログ書きはじめたけど、そろそろ寝よう。

今、時計は私の誕生日と同じ数字❤

睡眠不足は美容の敵ですから。

おやすみー



続き♡

新海誠監督はこの映画で人生で誰もが経験する「喪失」を表したかったそう。
人はその「喪失感」を乗り越えて生きていくということ。

確かに。
人は何かを失くして、それでも生きていかなくちゃいけない。
人生で失うものってたくさんある。
失うとまた新しいものがあらわれる。
それが人生というものだけど。。

でも、好きになって忘れられない恋は失いたくない。
忘れていく思いは、秒速5センチメートルかな。
めっちゃ、スロー(笑)


短編3話の連作アニメーションって最初聞いたときはピンと来なかったけれど、知って良かった映画です。
教えてくれてありがとう♡


言葉がとても入り込んでくる小説、映画、でした。

「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。」

「彼がいる場所にくると、胸の奥が、すこし、苦しくなる。」



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