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22 (金)
23:58
April

コロッセオ 復活祭セレモニー

4月22日 (17日目)

復活祭の3日前、聖なる金曜日の夜には、法王も列席されて、キリスト復活のセレモニーがコロッセオを中心に行われます。
この日にコロッセオから徒歩圏内のホテルに泊まってるなら、行くしかない。
この目で見てみたかったので行ってまいりました。

何時からかわからないので、20時前にホテルを出てコロッセオへ。
同じくコロッセオへ向かうシスター達。 
夜の20時でこの明るさです。


すでに人多し。



コロッセオに入る人は、ボディチェック、荷物検査があります。
入場券はいらないです。
ペットボトルやパンなどの食べ物は没収されてました。
警察官、救急隊員の数とっても多かった。

20時30分。ものすごい人の数。
マクセンティウス帝のパジリカが建つ丘の上に十字架が照らされていた。
どこで何があるのか全くわからないけど、みんなそっちを見てるからそこがメインなのかなー、という無知さでここに来るから苦笑だわ。


あとでTV見てわかったけど、そのとおり十字架の近くに法王のテントがありました。


1時間経っても始まらず。退屈だった。。。
昼は暑かったのに、夜は真冬のように寒くて、寒くないようにしていったのにまだ寒くて凍えるーって感じ。
マフラーに帽子、手袋が必要。完全に冬の気温(T_T)
わたしの両隣に立ってる人達も何も知らずにここにいるみたいで、隣に左に陣取ってたスペイン人の親子の息子はTシャツ1枚。
わたしよりも考えが甘いらしい。
右に立ってたアラブ系の男性は、退屈そうに携帯をいじってた。

とにかく。。待ち時間が寒くてたまんなかった
21時すぎにやっとコロッセオから音楽が聞こえてきました。
その現場にいながら何が行われてたかさっぱりわからず(笑) 
あとで、TV見て、こんなことがあってたのね、と思う次第でした。

以下、TVを見ながら。


灯明がつけられたコロッセオから、法王が祈りをささげる小高い丘まで、キリストの受難を伝える「13列」の行列が進みます。


21時15分頃、ローマ法王のお言葉が聞こえてきました。
あそこにいらっしゃるみたいですが、何も見えないです。。




ものすごい人の数で平地だけでなくて、コロッセオ駅の丘の上も2重、3重の人の群れ。
救急隊員も多数配備されていて、倒れた人が救急隊員によって運ばれてました。

限界なくらい寒かったです。
明日風邪ひいてそうなくらい寒かった。(でも、大丈夫だった)
22時頃、左のスペイン人親子が帰ったので、わたしも帰ることにしました。
右横のアラブ人みたいな外人は、まだ携帯いじっていた。

コロッセオ復活セレモニーの感想。
寒い夜空の下で、祈りを唱え続ける人々の声が広場一体に響き渡る敬虔な雰囲気は、わたしが普段経験できできない世界。

ひんやりした空気の中でのこの雰囲気、体感できて十分な意味がありました。



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