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17 (日)
23:52
April

ヴェッキオ橋

4月17日 12日目

メディチ家礼拝堂を見学の後はパラティーナ美術館があるピッティ宮殿まで歩いて移動。
ルネッサンス時代がそのまま残るように街中のいたるところに芸術作品があります。
ドゥーモやシニョリーア広場を通りながら、歩けば目に留まる教会を見上げながら「フィレンツェ、すごい」ってただただ思ったのでした。

『ヴェッキオ橋』
有名な橋らしいけど、ただの橋と思ってた。
ところが、どうしてこんなに人が多いの?ってくらいに人だらけでした。


この人の多さが伝わるかなー。
橋のまんなかで歌うたってる人がいて、そこでまた人の流れが停滞気味です。
ノリがいい曲でたくさんの人が聞いてた。

っていうかここから見る夕焼けは観光ポイントだから景色見ながら聞いてる人も多し。


ヴェッキオ橋はフィレンツェ最古の橋です。

13世紀頃までは橋の上でなめし革屋や肉屋が並び異臭を放ってたのですが、自分が住むピッティ宮殿の近くに臭い市場があることを嫌ったメディチさんが市場を撤去してこキレイな宝石店が並ぶ通りにしました。
1㎞に及ぶ2階の廊下=『ヴァザーリの回廊』はメディチ家のコジモ1世がピッテイ宮に住まいを移したとき、ピッティ宮から行政局が置かれていた庁舎(現ウッフィツイぃ美術館)まで、メディチ家一族だけが通行できるようにと造られた空中回廊です。
コジモ1世は毎日、この回廊を通ってピッティ宮殿から庁舎まで通っていました。

画家であり、建築家でもあるジュルジュ・ヴァザーリが設計したもので1565年に完成。
回廊内部はルネサンス期の偉人達を含む肖像画が並んでいて、回廊の窓からはフィレンツェ市内を見下ろすことができるそうです。
当時は小さな車も通ったらしい。

自分たちのために空中に道路まで作るなんてさすがだわ。メディチさん。

メディチさん、メディチさんって書いてるけど、念の為に書いときますが、メディチさんはじいちゃんから孫から何から何代もいます。

ヴァザーリの回廊通りたかったけど、公開されてなかった。残念でした。

 

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