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12 (火)
23:52
April

アルル観光②円形闘技場

4月12日 7日目 FRANCE

アルルには、現在イタリア以外に残るローマ闘技場の中で最も規模が大きい、
1世紀末頃に建造された円形闘技場があります。

剣闘士の闘技が5世紀のキリスト教流入により廃止されたあとは、石が切り出されたり内部に家が建てられ要塞の姿に変わって行きましたが、現在は本来の姿に修復され夏から秋にかけては闘牛も開催されてます。

四角にひときわ高い塔は要塞時代の名残である見張り塔。
8世紀にアルルを占領したアラブ人が増築したもので、サラセンの塔と呼ばれてます。

 
一階部分の内側の通路。ひんやりしてた。
観光客ほとんどいません。
孤独で暗くてちょっと怖いかな。


同じ一階でも外側の通路は光が入って明るい。


2階に登ると明るくて見晴しが良い。
人いないし完全な貸切状態でした。
誰もいなくて楽しい。

内部は工事中で工事の人がいました。
今も闘牛が行われてるなんて知らなかった。というかフランスでも闘牛があるのね。

高所恐怖症なのでこの高さでもドキドキ。
もっと高い場所間まで登りたかったけど断念。。


円形闘技場を眺めながらカフェで休憩
ローマのコロッセオ見て、
ポンペイの円形闘技場(現存する最古のもの)見て、
タラゴナの円形闘技場見て、
ここアルルの円形闘技場見て、
この数カ月で4つの円形闘技場を見れて満足。。なーんて思いながらピザ食べました。
グラディエーターのマキシマスから始まったコロッセオへの執着もだいぶ薄れてきたかも。
でも、映画「グラディーエーター」は変わらず大大大好きですが。


座ったときはお客さんが一人もいなかったのに食べ終わった時にはイイ感じで人が座ってた。
わたしはお客を呼ぶ人間だと思うのです。
そんな現象が度々あります(^_^)


空から見たアルルの円形闘技場。

「円形闘技場」は、「円形競技場」「円形劇場」と言われます。
ラテン語では、「amphitheatrum(アンフィテトラウム)」です。
舞台に向かって半円形の観客席を持つ形式の劇場は「ローマ劇場」「古代劇場」「円形劇場」とも言われます。

演劇のために用いられる「ローマ劇場」に対して「アンフィテアトルム」は様々な見世物のための場であり、古代ローマ領土の数多くの都市が、「アンフィテアトルム」と「ローマ劇場」の両方を備えていました。
アルルの円形闘技場は古代ローマ遺跡でありながらギリシャの影響が強いのが特徴の一つです。



古代ローマ。良い響きだわ(*^_^*)

<a href="">つづく</a> 

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