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07 (木)
23:51
April

アムステルダムプチ観光② カリヨンの鐘

4月7日 2日目

アムステルダムの滞在時間は、前日夕方~今日の午前中。
小さな町なので歩きでスポットをまわりました。

『王宮とダム広場』
王宮の正面が修復作業中で全く見えません。。
でしたが、広くて気持ち良い広場でした。
アムステル川をせき止めるダムがあった場所で「アムステルダム」の市名の語源であり、歴史的な中心地だそうです。
王宮の横に見えるのは新教会。
王宮は、もとは市役所として建てられたものを1808年にオランダ王となったナポレオンの弟ルイ・ポナパルトが王家の宮殿とし、その後アムステルダム市に返還されたけど、市がオランダ新王家に献上したということです。


ダム広場東側に立つ、第二次世界大戦戦没者慰霊塔。
思いきり逆光。。(笑)


『ムント塔』
シンゲルの花市場の近くの六差路のムント広場(Muntplein)に建ってます。
ムント(Munt)は、「貨幣、鋳貨する」の意味。
1672年にフランスがアムステルダムを侵略した際、貨幣鋳造所として利用した事からムントタワーと呼ばれる様になったそうです。
アムステルダムはシンゲル運河沿いに城壁が築かれ、街を取り囲んでいたけど、17世紀になり街が発展と共に城壁が取り払われこの塔だけが残されたそう。
その後、塔の上に時計台が取り付けられ現在の姿になったということ。

ここの六差路、トラムとバスと車と、そして自転車が走ってくる。
交通量は多くないけど自転車はあなどれない(笑)
オランダは人よりも自転車が優先ぽいので。

『モンテルバーンズ塔』
1512年に下の部分が建造され、1606年に上の八角形の部分が増築されたそうです。
もとは城壁の見張り台だったとか。
きれいな景色でした。
画家レンブラントの絵にもよく出てくる景色だそうです。


『西教会のカリヨンの鐘』
塔の高さは85mでアムステルダム1の高さをもつ鐘楼です。
この西教会と、西教会の鐘は「アンネの日記」で世界的有名です。
アンネが隠れて住んでいた「隠れ家」は西教会のすぐ側にあり、隠れ家の小窓から、西教会の鐘楼がよく見えます。
隠れ家に移って5日目の1942年7月11日の日記には、「お父さんもお母さんも姉のマルゴットも、15分ごとに時を打つ、西教会の鐘の音にまだ慣れません。私は慣れるどころか、最初から、鐘の音がとても素敵に聴こえます。とくに夜は、鐘の音が私に何か安らぎを与えてくれます」と書かれています。
西教会は、画家レンブラントが埋葬されていることでも知られています。

この教会は私のホテルの窓から見える近い場所にあって、鐘の音がずっと聞こえてた。
最初は驚いたけど、うるさいとか耳障りとか全く思わなくて、むしろ心地良く感じる、ほんとにキレイな音。
アンネの日記のとおり、安らぎを与えてくれる音でした。


カリヨン(carillon、又は カロヨン) とは、他の建築物と一体化されていない単独の鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したもののうち、23鐘2オクターブ以上で鍵盤の演奏をする楽器。
ベルギーと並んでオランダもカリヨンの本場、発祥地です。

鐘の音はとても響いてとても美しい音でした。
カリヨンっていうのね。納得。。

アムステルダムの街ってきれいだ。


<a href="">つづく</a> 

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