07
(日)
23:59October
23:59October
鎌倉の大仏と奈良の大仏
鎌倉の大仏見たのは7年前。
目の前に大仏現れた瞬間「お~~~~~」って感動。空をバックにデカ~~いって。
奈良の大仏は大仏殿の中にあるから、大きいのだけどふつうの大仏見ました。的な気持ちだった。
大きさを比べると
・奈良の大仏
像高14.98m、台座3.05m、台座約130t、下から見上げたときの高さ18m、重さ約250t
・ 鎌倉の大仏
像高 11.3m、台座2.05m、台座を含む高さ13.35m、重さ約124t
高さ、重さ共に奈良の大仏の方が大きいです。でもわたし的には鎌倉の大仏のほうが空の中に座ってるみたいで大きく感じる。鎌倉の大仏は中が全部空洞になっているせいか、奈良の大仏の半分ほどの重さしかないんですねー。
そして、仏様の手の形は禅定印(ぜんじょういん)といって仏様の種類で違ってきます。
奈良の大仏は盧舎那仏像(るしゃなぶつぞう)といい、華厳経の仏様。鎌倉の大仏は阿弥陀如来で、銅造阿弥陀如来挫像と言い、鎌倉の大仏が置かれている高徳院の本尊になります。
手だけじゃなくて顔も違うと思います。
こんなことを言ってはいけませんが、書きますが、鎌倉の大仏のほうが優しく見えるのです。奈良の大仏は背中にきらびやかな金色をまといいばった感じがする。っていうか、創建当時の大仏と大仏殿の建造費は現在の価格にすると約4657億円ということで本当にお金かけてるから、そう見えて当たり前ですが。
奈良の大仏が部分的に何度も作り直されていて、建立当初のものはほとんど残ってないのに対して、鎌倉の大仏は補修はされていますが、ほとんど造られた当時のままだとされています。
というわけで、鎌倉の大仏の方が(わたしは)好きだ。