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23 (土)
23:50
April

サンタンジェロ城

4月23日 (18日目)

サンタンジェロ城まではメトロA線に乗って、レバント駅で降車。
街並みを見ながら、歩きます。
どこを歩いても楽しいローマなのでした。

石が敷き詰められた石畳の道。
絶対ヒールでは歩けない。足をくじくと思います


レバント駅から歩いていくと、カヴール広場前にイタリア最高裁判所がバーンと建っています。そのままテヴェレ川まで歩いて、正面にまわりトリプナーリ広場から見た最高裁判所。


入口正面上に、天秤と剣をもった正義の女神。
右側は法学者パピニアヌス、左側は弁論家キケロの像です。

建物前にずらっと並ぶ彫像が圧巻です。去りがたかった。。

右に曲がると、サンタンジェロ城が見えました。



サンタンジェロ城の呼称は、590年のペスト禍の際、時の教皇グレゴリウス1世が城の頂上に剣を鞘に収める大天使ミカエルを見て、間もなくペストの終焉を意味するとしたことに由来します。
16世紀に大理石の天使像が城の頂上に設置されたあと、1753年に現在の青銅製の天使像が設置されました。


サンタンジェロ城は、135年に皇帝ハドリアヌス帝が自分の霊廟として建造。
その後、ローマ歴代皇帝の墓となり、中世以降は、要塞、法王の住まい、牢獄などに使われ、現在は国立博物館になり武具などが展示。
近くに建つバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは、秘密の通路で繋がっています。


サンタンジェロ橋は、136年、ハドリアヌス帝によって建造された橋で、後年ベルニーニによる天使像が加えられました。

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