天才マザッチョのフレスコ画はなんちゃってわかった気分で感動しました(*^_^*)
その後教会をいくつかまわり郵便局へ。5キロは超えると思ってたけど8キロになってた(笑)38.31ユーロ。安かったけどカードで支払えなかったので結果高くついてしまったのでした(>_<)
現金足りなかったので近くの両替屋でぼったくり覚悟で両替。予想どおりめちゃぼったくられたよん。仕方ない(-_-)
今のイタリア、皮のコートにブーツにマフラーもいればタンクトップのビーチスタイルもいる。日なたはとても暑いけど日陰は寒い。湿度ないからブーツ履いてても蒸れそうにないけど日本だったら足の中ベタベタだな(笑)
そういえば、昨日の夜のローマ対インテルの試合に長友が出てたので嬉しかった♪
明日はいよいよ最後の町。ローマに移動です。
今はS・M・ノヴェッラ教会の前でまったり中。ここは人が少なめで静かで良いです(^_^)
教会前のサンティッシマ・アンヌンツィータ広場はフィレンツェ一美しい広場と言われます。
写真正面は捨て子養育院(孤児院)
フィレンツェは慈善事業が発達しててドオゥーモの横には未婚の母のための施設もあったともいわれてます。
広場を囲む3つの回廊は優美できれいだったけど、広場が美しいとは思わず。。
わたしは広い広場が好きなので、この小さな広場は心にとまらなかった(笑)
サンティッシマ・アンヌンツィータ教会は、大きくとりあげられる教会ではないけど内部がキラキラして美しかった。
広場前の玄関と本堂の間にある回廊の壁にフィレンツェのマニエリスムを代表する画家たちのフレスコ画が並んでます。
ロッソ・フィオレンティーノ「聖母被昇天」1517年
教会は1250年創建されたあとに1444年~1481年にかけて再建築されました。
有名な建築家や画家によって作られてますが、わたしは超有名どころの芸術家しか知らないので知ったかして書くのは割愛しまーす。
サンティッシマ・アヌンツィアータとは「受胎告知を受けた最も尊き聖母」の意味。
きれいな教会だった。
見れて良かった

4月19日 14日目
ヴェッキオ宮殿は1299~1344年建設。
アルノルフォの塔と呼ばれる要塞化した94mの塔がそびえ立ち、塔の根元にある大時計の上にはアルベルゲットと呼ばれる独房の窓が見えます。
宮殿本体の小アーチの下にはフィレンツェ共和国政府に関係ある紋章が並んでます。
この宮殿はシニョリーア宮殿と呼ばれ、はじめはフィレンツェ共和国の政庁舎として使われてましたが、1540~1550年の10年間、メディチ家のコジモ1世(トスカーナ大公)の住居になり、コジモ1世がピッティ宮に移ってからヴェッキオ(古い)宮殿と呼ばれるようになりました。
フィレンツェがイタリア王国の首都になったとき、ヴェッキオ宮殿は下院と外務省の本拠地に選ばれ、その後1872年に現在のフィレンツェ市庁舎になっています。
ヴェッキオ宮殿に入ると、まず中庭があります。
1400年代にミケロッツィが設計した後、16世紀に改築された際、ヴァザーリが壁にオーストリアの街の風景をフレスコ画で描いてます。
中央に翼があるプットーのブロンズ像がついた噴水。
これはコピーで宮殿の中にヴェロッキオが作ったオリジナルがあるそうです。
内部は見学してませんが、中庭でこれだけの装飾だと、ヴァザーリに設計されたコジモさん達のお部屋がどれだけ豪華なのか想像つきます。
五百人広間や他の部屋も見たい。
今度イタリアに行くときがまた楽しみだわ。
シニョリーア広場にあるラッツィの回廊はシニョリーア広場で行われる公的な式典を催したり、市民の集会を行う場所として1376~1382年にかけて建てられました。
「ランツィ」は、コジモ1世治世下でこの建物をドイツ人傭兵(ランツクネヒト)が使ったことに由来します。
ランツクネヒトが訛ってランツィです。
奥の壁に沿って並んでるのは、ローマ時代に彫られた6体の上流既婚夫人の彫像。
開廊の中心にある『パトロクロスを抱きかかえるメネラウス』
『ケンタウルスを倒すヘラクレス』1800年代
そして、開廊の両端にあるアーチの上の彫像はひときわ目立ちます。
『サビニの女達の略奪』 ジャンボローニャ作 1583年
古代ローマの伝説的挿話の1つで、ローマの最初の世代の男たちが近くに居住していたサビニ人の女性たちを妻とするために略奪したという逸話をもとにした作品。
ジャンボローニャはあらゆる側面からも鑑賞できる上に向かうヘビのような螺旋状の動きを持った場面を作ろうとし、この作品はヨーロッパの彫刻史上でも3人以上の群像で最初のもの。
大理石の台座もジャンボローニャが作り、同じ主題のブロンズ製レリーフが施されています。
『ペルセウス』 ベンヴェヌート・チェッリーニ作 1545~1554年
右手に剣を持ち、左手でメドゥーサ(頭髪に無数毒蛇をもつ見るものを石に変えてしまうギリシャ神話の怪物)の首を掲げたギリシア神話の英雄ペルセウス。
首から血が落ちてる様がリアル。。 こわい。。
大理石の台座もチェッリーニの作で、四面にローマ神話の神様のブロンズ製小像が配され、台座に施されたレリーフはペルセウスによるアンドロメダ救出を描いてます。
チェッリーニは1500年代の偉大な金銀細工師でした。
この作品はブロンズ(銅像)で造られており、鋳造に数回失敗するなど大変こんな鋳造作業を得て完成したそうです。
奥深いですねー。
シニョリーア広場はいろんなところに行くのに通るので4日間のフィレンツェ滞在中に3回行きました。
見るものが多すぎておなかいっぱいになる。
4月19日 14日目
シニョリーア広場は何世紀にもわたってフィレンツエの社会、行政の中心となっている場所です。
13世紀に建設され、14世紀に共和国体制がシニョリーアと呼ばれ政府が置かれた宮殿(現在のヴェッキオ宮)をシニョリーア宮殿と呼んだのが名前の由来で、メディチ家の盛大な儀式や布告、処刑などの数多くの歴史的事件の舞台になってきました。
広場周りにはメディチさんが住んでいたヴィッキオ宮、たくさんの彫刻が並ぶランツィのロッジァ、ダビデ像のコピーがあり、地元民の待ち合わせに使われ、ヴェッキオ宮前にウッフィツィ美術館やヴェッキオ橋へ向かう道もあり、観光客が多く集まる場所でもあります。
『ヴェッキオ宮』
今も市役所として行政が行われてます。
正面玄関扉の両脇。
ミケランジェロ『ダヴィデ』のコピー、バッチョ・バンディネッリの『ヘラクレスとカクス』1533年。
『ビアンコーネの噴水』又の名は『ネプチューンの噴水』 バルトロメオ・アンマンナーティ作。
噴水の周りに並ぶ牧神と河の女神たちのブロンズ像はジャンボローニャの作品。
『コジモ1世(メディチさん)の乗馬像』 ジャンボローニャ作。1594年。
『ランツィのロッツィア』
美術館さながらの彫刻が並びます。2日前、初めて見た時びっくりした。
上の写真は17日、日曜日フィレンツェ初日夕方。人そんなに多くない。普通。
そして今日19日火曜日の昼過ぎ。なんだ、この人の多さ。どこから集まってるんだ。。
ただでさえ暑いのに、この人の群れでさらに暑い。
悲鳴が出そうなくらい、人が多い
4月19日 14日目
ウフィッツィ美術館は出発前日本で予約を入れました。
ウッフィッツィ美術館は入場待ち1時間は当たり前みたい。
待ちたくないので予約しようと思った。
でも、自分で予約するのは面倒くさいぞ、でも旅行会社だと予約手数料がもったいない。
仕方ない、自分でしようって調べてたらアーモ・イタリア を見つけた。
自分のブログやHPにアーモイタリアのリンクを貼って紹介すれば、2件まで手数料無料で予約をしてくれます。
本当かなーって思いながら、ウッフィッツイとブランカッチ礼拝堂の予約を頼んだら、次の日には予約完了のメールが届きました。
リプライ早くて、簡単に予約できて助かりました。
10時45分に予約してるので15分前に予約専用窓口3番でチケットを購入します。
って言われても、どこが3番かわからないです。
シニョリーア広場から入ると道の左側の建物に長い列が。
でも3番じゃない。予約なしの人のようです。
3番窓口は道を挟んで右側の建物にありました。
ウッフィツイ美術館は長方形だと思い込んでたけど「U字」型だったのでした。
3番の列の人はこれだけ。
予約してて正解。
チケットを買ったら次は入場口に並びます。
入場口は左側の建物。個人と団体に分かれてます。
団体の列に並んでたら、どこかのツアーガイドさんが教えてくれました。
予約してないと入場券を買うまでに長時間、さらにその後入場するまでに時間がかかるのは確実。
並んでる人を横目にささっと入場できたのは快感でした♪
予約料は€4。+入場料は€11。
数日前、文化週間の日に、ウッフィツイ行った人の話によると朝8時に行ったけど既に長者の列で2時間待ったそうです。
ウッフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)はフィレンツェ市の行政事務局(uffici)が置かれていたのが名前の由来。
uffici は英単語「office」の語源になります。
メディチ家のコジモ1世が初代トスカーナ大公となった治世下、当時あちこちに分かれていたフィレンツェの官庁をひとつの建物に収めさせるために建築されました。
1560年に着工、1580年完成。ヴェッキオ橋を作ったヴァザーリが設計してます。
コジモ1世さんが没したあと、後を継いだフランチェスコ1世さんが庁舎でメディチ家が所有する古代彫刻などの美術品を収容、展示するようになり、1591年から3階部分を公開したのが美術館の始まりです。
1769年に一般公開されるようになり、ウッフィツィ美術館は、イタリアルネサンス絵画の宝庫と言われるほどの、メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館になったのでした。
古代ローマ時代の遺跡から、ポッティチェッリ、レオナルド、ラファエッロ、ミケランジェロなどの巨匠を中心に展示物は2500点以上にのぼります。
というわけで、セキキュリティ検査を受けて中に入りました。
ポッティチェッリやダ・ヴィンチの部屋は人が多かったです。もちろん写真撮影禁止。
昔から本でしか見たことがない絵画の実物をこの目で見れて感激
ダ・ヴィンチの部屋で「受胎告知」を見ていたら日本語が聞こえてきた。
みんな、ガイドさんが話す解説をイヤホンつけて聞いてました。
絵画の前で説明聞いて、はい、じゃあ、次の絵へ、はい、では次の部屋へ、って感じ。
美術館は一人でゆっくり観るのが良い。
ツアーは無理だなって思った。
出てきたらお昼過ぎ。入場待ちの人は何倍にも増えてた。
人は多いし、暑いし。。
イタリアって似顔絵かき屋さん、流行ってるよねーと思う。
ウッフィツィの前なので彫刻そっくりの人間像もいました。この人一番人気。
この人もイイ雰囲気でした。
ウッフィツィ美術館。
行けて幸せ。
ひとりでどこへでも行けるって楽しい。
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