2月17日 (3日目)
今日は一日歩く覚悟でホテルを出ました。天気も良いしルンルン気分。
まずは、Piazza della Repubblica(共和国広場)へ。
共和国広場は、16世紀終わりまで「エゼドラ広場」と呼ばれていたそうです。
イタリアは、第二次世界大戦敗北後の1946年、国民投票の結果、王制を廃止し共和制とすることが決まり、それ以来、共和国広場と呼ばれるようになったそうです。
(6月2日は共和国記念日という祝日です)
広場の向こうに行きたいので渡ることに。
ここは、広場といってもロータリーなので車がとっても多かったです。
広場をぐるっと回れば向こう側に行けるけど遠回りだし、まずそんな事してる人いません。
日本だと絶対にぶつりそうだけどイタリアの車は止まってくれます。
イタリア人は人が出てくると仮定して運転してるんだって。
そして、昨日初っ端に気付いたことはイタリア人は横断歩道の信号を守らないということです。
信号が赤でも車がきてない時は、どんどん渡ってる。
3年前に行ったタイと比べると、タイは直線道路が多くて、スピードは出てるし、車線も多いので一人で渡るには怖すぎた。
ていうか危険そのものだったけど、イタリアの車道横断は危険度が低い。
タイでは必ず現地の人にくっついて渡ってたけど、イタリアはしっかり車を見てれば渡れます。
と、いうわけで、一人で車の間をぬって渡るのは怖くないです。
『ナイアディの泉』 1901年完成。
ナイアディとは、ギリシャ神話に登場する妖精(フェアリー)種族で泉や川の下級女神、精霊です。
噴水のまわりの4人の彫刻は、「湖」、「川」、「大洋」、「地下水」、の妖精を表現してるそうです。
中央には自然の脅威に対する人の支配を象徴した「グラウコ」の集団がいます。
グラウコの集団ってなに?調べたら、グラウコとは海神でした。
『Santa Maria degli Angel』(サンタ・マリア・デッジ・アンジェリ教会)
共和国広場前にある、ミケランジェロデザインの教会。
ミケランジェロのデザインでは、古代ローマ時代の大浴場跡を活かすように造られていたましたが、18世紀の大改修でミケランジェロが意図したローマ時代の遺構は、隠されてしまったそうです。
教会の十字架が記されているけど、遺跡のような外観で、教会には見えなかったです。不思議なファザード。
共和国広場の建物の間にイタリアメイン通りの一つ、ナツィナオーレ通りが通ってます。
この通りを散策しながらヴェネツィア広場に向かいました。
ショーウインドゥの服がかわいい。
こじゃれた建物がある。
Palazzo delle Esposizioni(パラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネ美術館)
歩くだけでも楽しいローマでした。
歩きすぎでヤバい。9時すぎに出て18時半まで歩きっぱなし。腰痛悪化(T_T)
今日はヴァティカン、スペイン広場を中心に観てきました。
行きはバスに乗ってみた♪
サン・ビエトロ広場はおぉ~って感じ。一人で来れるもんだ♪とそっちに感激。
そしてヴァティカン博物館。
絵画や美術品に圧倒された。見どころがありすぎて、最後の方はぐたり。二時間以上いたのでここでほぼ体力を消費…。
その後メトロに乗ってスペイン広場へ。
似顔絵書いてるスペイン人に話しかけられ、サッカーの話をしてるうちに手首にミサンガをつけられ、25ユーロって言われたけど、お断りしてサービスにしてもらった。
本当にお金とるつもりじゃなかったのかもと思うけど…断れない人からはとっちゃいそうだな。
その後、アウグストゥスの廟とトリトーネの噴水観ておしまい。
で、帰りに道がわからなくなった。やっばりね(笑)
今日一番使った言葉はもちろん「スクージィ?」(すみません)
さて、今日、写真を撮りあった韓国人の男の子がいた。
ヴァティカン博物館の後、道で会い、スペイン広場でも偶然会った。
その男の子から年齢を聞かれたので「veryolder」とだけ答えました。そしたら27歳くらいですか?って。
実年齢は違いすぎるので30代にしときました。
ちなみにその子は24歳だ。
では、明日はコロッセオに会いに行ってきます(*^_^*)
2月16日 (2日目)
Piazza Barberini(バルベリーニ広場)にあるトリトーネの泉。
1642~43年完成。
ベルベーニが作った数ある噴水の中で、この噴水が彼の最初の作品だそうです。
4頭のイルカが支えるホラ貝の上で、海神トリトーネが水を噴き上げてます。
ていうか、トリトーネ様腹筋割れてるし、背筋もついてるし、作り上げられたカラダしてる。
この時代の人は筋トレしてたんだろうか?
イタリアの交差点って広場になってるところが多いです。
広場の中心にあるトリトーネの噴水に行くには、じゃんじゃか走る車の間をぬって渡ります。
一日、ローマを歩くと車の中を歩くのが上手になった。
ここバルベリーニ広場にはバルベリーニ駅がありました。
広場を横切ってメトロ入口がある向こう側へ渡り、地下鉄でホテルに帰ります。
メトロ入口には【M】のマークがあるからわかりやすい。
(これはバリベリーニ駅じゃなくてManzoni駅の写真)
トリトーネの噴水を見れて良かったけど、私はバルベリーニ広場を目指していたわけではなく、アウグストゥスの廟を見た後スパーニャ駅に戻るつもりで歩いてたのでした。
そしたら、違う方向へ来てしまったというわけで。
かなり歩いたけど、トリトーネの噴水が見れたので良かった。
2月16日 (2日目)
サン・ピエトロ広場、ヴァチカン博物館の後、地下鉄に乗ってスペイン広場に移動。
初めての地下鉄だったけど意外に便利でわかりやすい。
地下鉄から「Piazza di Spaga」の出口を出て見渡せばスペイン広場が!
「ローマの休日」だわ(^_^)
でも寒くてジェラードって天気じゃない。
階段を上まで登って見渡すと見晴しよくて気持ち良かった。
階段上には似顔絵かきが二人いて、そのうち一人が話しかけてきた。
ジャポーネ?から始まりサッカーの話へと。
ナカタ、シュンスケ、とかホンダとか名前を言う。ノリが良いイタリア人だ。
写真撮ってもらったりしてると、そのうちに手首持たれてポケットから紐出してきた。
これはお金を請求されるかもと思って「No」って言っても大丈夫だよってミサンガが出来上がり「25」って言われた。
25セントなら払ってもいいかって小銭探してたら、「違う、札だよ。25ユーロ」って言われた。
こんなもんに25ユーロも払えるわけないやん(笑)
って感じで払わな~い。お金な~い。外せ。って言ったら「ビンボー、ビンボー」の連発。
「Yes~ I'mビンボー、doesn't pay」って向こうに歩こうとしたら「払うか頬にキスをするかどっちかだ」って言ったのでイタリア親父のほっぺにキスした。
このイタリア男、帰国後ネタになると思って写真撮っていい?って言ったら一緒に♪とのこと。
で、も一人の似顔絵かきに撮ってもらった写真がこれ。
シャッターと同時に抱きつかれブチュ~ってされた。
こんな刺繍糸みたいなのに25ユーロも払えるか(笑)
でもね、別に払わなくてもいいみたいな感じだったよ。
そのまま無視しても何も言われなかったと思う。
おもしろかったー。なんて思いながらスペイン広場を後にした。
そしてホテル戻ってからですが。
地球の歩き方読んでて「スペイン階段のミサンガ売り」は要注意なのを知った。
払わないって言ったら2~3人で取り囲んで暴力振るったり脅したりするんだって。
へ~~~そぅ?
でも脅されても大きな声で言い返したら彼らは何も言えないんじゃないかな?と思ったよ。
まわりにあんだけ人がいるんだもん。
私はあのイタリア男がしつこく何か言ったら文句言って走って逃げてやる気まんまんでした。
きっと気の弱そうな人間を狙ってると思う。。。
それとも、たまたま私が運が良かったのか?
みんな、はっきりNOと言いましょうー!
ちなみにこのミサンガは3日目にあっけなくほどけました。
2月16日 (2日目)
サン・ピエトロ広場の後、ヴァチカン博物館へ。
方向音痴なわたしが入口まで行けるかしら?そっちが心配。
地図の通り外壁に沿って歩きます。とうとう、雨が降ってきた。
ここが博物館入口。
セキリュティ検査を受けてから中に入ります。
空港みたい。空港以外で受ける機会がない(笑)
チケットは2階で買います。大人1枚15ユーロ。
チケット買って中に入ったけどどこから見て良いかわからない。。
なんにも読まないままここに来たので、中がどんななのか全くわからず。
でも、とにかくすごかった。
絵画もすばらしいけど、私は天井画に夢中でした。
美術館、絵画館、ラファエロの間と、たくさんの部屋があって観ても観ても終わりがないです。
わたしは絵画、美術にさほど興味がない人間だったけど。。
こんなに素晴らしいものだとは知らなかった。
知って良かった。
今度来るときは、博物館の地図を調べてもっと勉強していこうと思う。(笑)
そしてシスティーナ礼拝堂は、満員に近い人の多さだった。
システィーナ礼拝堂でゆっくりしたかったけど、博物館の滞在時間3時間。
芸術の凄さを知らない私は、こんなに時間をかけて観るものだと、これまた知らなかった。
また行こう。
No40のバスに乗ってサン・ピエトロ広場手前の終点で降りて広場へ向かう。
やっぱり道がわからなくて交差点で地図を確認してたら、カフェの店員が道を教えてくれた。
帰りにこの店によってピザを食べてくれって言われたけど、帰りにその店に行くことが難儀。。
行こうと思ったけど帰る時にはどのお店かわからなくなってた。。 ごめんなさいです。
城壁が見えてきた。
映画や本で見たことある世界に一人で来れた…。
そっちに感激しながら歩いてた。
中入るとサン・ピエトロ広場が。。。感動

オペリスクの左右に同じ噴水があります。
こっちはマデルノによる17世紀に作られた噴水。
大聖堂向かって左側にはベルニーニによって後年造られた、同じデザインの噴水があります。
『サン・ピエトロ大聖堂』
4世紀に聖ペトロ(サン・ピエトロ)の墓の上に建てられたバジリカが始まりです。
1506年にブランマンテが再建に着工し、以後サンガッロ、ラファエッロ、ミケランジェロらが再建に取り組み、完成したのは1626年です。
120年かけて。。 385年前に完成。。古代ローマ人ってすごい。。
私の魂はそのころから存在してたのかなぁ。。なんて考えたりするの好きです。
広場はベルニーニのデザインにより1556年から1667年に完成。
これまた110年の歳月をかけて。。作り始めた人は死んでるし。。
広場を取り囲む回廊には4列にドーリス式円柱が284本並んでいて、その上部には140人の聖人像が上から見守るように飾られてます。
聖人像の姿も一体ずつ違う。
見上げて数えてみた。140人いそう。(いや、いるって。。)
中央に建っているのは40年にエジプトから運ばれた、高さ25.5mのオペリスク。
聖ぺトロはこのあたりで逆十字にかけられていたそうです。
サン・ピエトロ広場は巨大な楕円形をしています。
ベルニーニは、古代ローマの闘技場コロッセオが生み出す熱狂と興奮をヒントにして、サン・ピエトロ広場を巨大な劇場空間にしようと考えました。
そして、サン・ピエトロは全ての教会の母なのであるから、世界中から救いを求めてサン・ピエトロ広場に集まる信者たちを大きな愛で包み込むような、温もりを持った広場にしたかったということです。
私はカトリックではないけど、気持ちがあたたかくなる場所だと思いました。
サン・ピエトロ広場は最終日にもう一度来ようと思った。
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